『麒麟がくる』佐々木蔵之介、光秀との関係性の変化は「楽しみでありヒヤヒヤ(笑)」

ドラマ
2020年11月08日

麒麟がくる

大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合ほか)で木下藤吉郎役を演じる佐々木蔵之介からコメントが届いた。

11月8日(日)放送の第31回「逃げよ信長」では、織田信長が絶体絶命となった撤退戦「金ヶ崎の退き口」が描かれる。藤吉郎にとっても大きなターニングポイントとなるこの戦いに佐々木は、「戦国時代には『数多の武将が群雄割拠』程度の認識でしたので、京の都でこの様な魑魅魍魎な出来事が蠢いていたとは…不勉強でした。戦国武将と幕府と朝廷が駆け引きをしながら物語が進行していくので、とても興味深く、あらためて歴史の勉強をさせていただいています(笑)」とコメント。

役柄については「藤吉郎は武士へと成り上がりましたが、従来の武士とは明らかに異質。貧民で物売りという出自から来る“藤吉郎なりの武士”と言いますか、発想点が違うように感じています」と語り、「武力による合戦で勝利するのではなく、情報戦略でもって調略と謀略を操り、戦わずして勝ち奪る。そして、そんな戦法を積極的に取り入れたのが信長だったのでは」と。

さらに「結果、信長の下で活躍の場を広げ、破竹の勢いで出世するのです。信長が身分に関わらず能力のある者を評価してくれることに、藤吉郎はとても喜びを感じている様に演じていて体感します」と語った。

また、秀吉が“光秀最大のライバル”と言われることについて、「この時点では、織田家臣団の中ではまだまだ下っ端。何とかのし上がろう、何とか殿に認めれるよう功績を残そうと奮闘している最中。光秀に対して『蹴落としてやるぞ』とか『ライバルだ』とかは、この段階ではまだ思い至っていないのでは…?むしろ、戦友といいますか、仲間の絆も少し感じているような。この2人の関係性がどこから変わっていくのか、とても楽しみでありヒヤヒヤしてます(笑)」と。

そして「監督からは、藤吉郎は命を落とすことも怖くない、覚悟を持って生きている人だと伺いました。藤吉郎には知恵と勇気があります。命を賭して戦う勇敢さが、彼の能力をさらに発揮させているのではないかと思います。第31回で描かれる金ヶ崎の退き口は、藤吉郎にとって大きなターニングポイントのひとつとなります。ぜひ注目してご覧ください」とアピールした。

番組情報

大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合ほか
毎週(日)後8・00~8・45
©NHK

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