11月21日(土)放送の『バース・デイ』(TBS)で、番組ナビゲーターの東山紀之が日本人初のメジャーリーグ最多勝投手となったダルビッシュ有の素顔に迫る。
今シーズン、リーグトップの8勝を挙げ、防御率2.01(リーグ2位)の活躍をしたダルビッシュ。投手最高の栄誉となる「サイ・ヤング賞」の投票でも2位に選出された。
そして、ストレートの平均球速は自己最高の約154キロをマークするなど、34歳でさらなる進化を見せている。剛速球のイメージが強い右腕だが、本当のすごさはメジャー屈指と言われる多彩な変化球にある。
「本当に変化球だけがずっと好きで。変化球だけを考えて生きてきました。(今の球種は)簡単に分けると10か11種類くらい。その中でもカットボールは何種類にでもできるので、何種類かと言われたら分からないですね」と、企業秘密である球種を公にしない選手が多い中、ダルビッシュは習得した変化球をYouTubeなどで惜しみなく公開している。
今年初めには福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大や石川柊太と自主トレを行うと、両投手が最多勝を獲得。今やダルビッシュは日米プロ野球界における求道者とも言える。
「やっぱり変でないと、変化球とか特定の分野を突き詰めるって、できないと思っています。周りと同じだと、周りと同じにしかならない。全球団の全ての選手のデータを見るのが大好き。前田健太投手が良いピッチングしたとか、変化量とか、スピンがどれくらい変わっているかとか」と語る。
番組では、変化球への飽くなき探究心の原点や、ダルビッシュが最近、衝撃を受けた変化球の存在も明かされる。
そして、今シーズンの活躍を支えた最愛の妻・聖子の涙と言葉、ダルビッシュが奮起した真相が語られる。
番組情報
『バース・デイ』
TBS
2020年11月21日(土)後5・00~5・30
©TBS