名車ビートルの81年の歴史を振り返る!『愛車遍歴的さよなら絶版モーターショー』12・5放送

バラエティ
2020年12月04日

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』

12月5日(土)放送の『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』(BS日テレ/後9・00~9・54)は、「愛車遍歴的さよなら絶版モーターショー ビートル編」を送る。

惜しくも生産終了となった名車にスポットを当てる「絶版モーターショー」は、「パジェロ編」「マークII/マークX編」続いて今回で3回目。フリーアナウンサーの安東弘樹をゲストに迎えて、2019年をもって生産を終了した「フォルクスワーゲン ビートル」の歴史を振り返る。

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』

華麗なる愛車遍歴を持つ安藤でも、手に入れたことがなく「いつか買いたいと思っていながら、買わないまま終わってしまった」と明かし、「人生、先延ばしにしていると後悔する」と、ビートルから得た教訓を語る。

ビートルの生産開始は、1938年。第2次大戦前、ナチス政権のドイツが国力を顕示するため、ヒトラーが国民への自動車の普及を命じたことがきっかけ。実はヒトラー自身がデザインを提案していたり、週5マルクの積み立てで4年後に車を手に入れられるキャンペーンを行っていたりと、驚きの事実も明らかになる。

最初に登場した実車は、41年に生産を開始した「フォルクスワーゲン タイプ82e」。ミリタリーベージュ色が、戦火の中で生まれた黎明期のモデルであることをうかがわせる。もちろん、デザインはこの頃からおなじみのカブトムシ型。矢作兼も「デザインはほぼ変わらずだもんね。すごいね、最初に正解出しちゃったヤツだもんね」と目を丸くする。

折しも、ドイツの戦況が悪化している時代。矢作が「戦時中のだから、俺も今歴史を感じてる」と話すと、安藤も「軍事で使われてたと考えたら、いろんなドラマがあったんでしょうね」と当時に思いをはせる。

そんなビートルも2019年、自動車の安全基準が厳しくなり、ビートルのアイデンティティーであるフォルムを維持するのが難しくなったため、81年の歴史にピリオドを打った。「電気(自動車)で出せばいいんだよ」と珍しく声を荒げる矢作。そして“最後のビートル”である「フォルクスワーゲン ザ・ビートル」が登場すると、矢作が予想外の行動に出る。

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』

©BS日テレ

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