上野樹里主演の“月9”ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の第8話(12月21日(月)放送)から、佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー)がレギュラー出演することが決定した。佐野アナは今回が演技初挑戦となる。
本作は、2019年7月期に放送された、主人公で法医学者の万木朝顔(上野樹里)と、父でベテラン刑事の万木平(時任三郎)が、さまざまな事件と遺体に向かい合い、かたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくヒューマンドラマの続編。月9ドラマ初となる2クール連続で放送される。
第7話(12月14日)で、田村聖奈(中村里帆)射殺の容疑が無事に晴れた桑原(風間俊介)。しかし、神奈川県警内の一部ではこの事件での桑原の行動を問題視する声も上がっており、桑原は研修という名目ながら、ほとぼりがさめるまで長野県警への異動を命じられてしまう。
単身赴任で、長野県警で働くことに決めた桑原。神奈川県警では捜査一課の刑事として働いていた桑原だったが、長野県警では交番勤務となり、“町のお巡りさん”として走り回る日々が始まる。
佐野アナが演じるのは、桑原の先輩警察官・竹岡宏文。竹岡は生まれも育ちも長野県で、長野県警に採用されてからは一貫して交番勤務を続けてきた、生粋の“お巡りさん”。人柄も恰幅も良く、地元の住民から愛されている竹岡と桑原の2人が、また新たな『監察医 朝顔』の名物コンビとして、ドラマを盛り上げていく。
フジテレビのベテランアナウンサーとして、数々の報道、情報、バラエティー番組で活躍している佐野アナ。ドラマへの出演歴もあり、月9ドラマへの出演は『HERO』第2期の第8話(2014年9月1日)にゲスト出演して以来、6年ぶりとなる。
しかし意外なことに、佐野アナのドラマレギュラー出演は本作が初。さらに、過去に出演をしたドラマでは、いずれもアナウンサーやニュースキャスターといった役どころだったが、本作では警察官役で初めての演技に挑戦する。
第8話では、新しいアルバイトとして医学部生の牛島翔真(望月歩)が加わった朝顔(上野)たちの元へ60代後半と思われる男性の遺体が運ばれてくる。海岸の岩場に倒れているところを釣り人が発見し、崖の上に男性のものと思われる靴がそろえてあったことから、自殺の可能性が高かったが、身元が分かるようなものはなかったという。
朝顔たちは解剖を終え、ほどなく、教授会を終えて法医学教室に戻ってきた茶子(山口智子)に、遺体の資料を渡す。資料に目をやると、一瞬表情を変える茶子。それに気づいた朝顔は、死亡した男性のことを知っているのではないかと茶子に尋ねる。すると茶子は、30年前に起きたある事件のことを話し始める。
佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー)コメント
◆『監察医 朝顔』に出演の話を聞いた際の感想を、あらためてお願いします。
「初めてオファーを聞いた時はアナウンサー役ではないことに驚きました。警官役でほんの少しですがセリフもあると…。その日からドラマをやるんだと思い出す度に心拍数が上がりました。慣れないことはするものではないと日に日に感じるように…」
◆今回が芝居、初挑戦になる中、役作りなど行いましたか?
「初めてのことですから、役作りなんてありませんし、できません。とにかく台本を読み込んで、自分の役柄、前後のあらすじなど、台本で分かる限りのことを理解しようとするのみです。そして心拍数が上がっていくのみです(笑)」
◆風間俊介さんとは初共演となりますが、撮影現場はいかがでしょうか?印象に残っているエピソードがありましたら、併せて教えてください。
「風間さんは、それはそれは優しく接してくださいました。ど素人の演技を包み込むように対応してくださいました。派出所では椅子から立ち上がったり、自転車に乗ったりしますが、その一つ一つの動作が普段とは違うものになってしまったり、やってみると難しいものだなと…餅は餅屋だと痛感しました。また、他のシーンでは、三宅弘城さんにも助けていただきました。三宅さんとは共通の趣味がサウナということが分かり、本番ギリギリまでサウナの話をしてくださり、私の緊張をほぐしてくださいました。それから平野眞監督は会社の先輩ですが、シリアスなシーンであっても、よくまぁここまで冗談が出てくるなぁというくらいお話をして下さり、現場の雰囲気を調和させるという意味で、さすがだなと思いました」
◆視聴者へ見どころ、そして意気込みなど、メッセージをお願いします。
「ドラマ自体の見どころはふんだんにありますが、私のシーンの見どころと言っても、ただただど素人の演技を見て笑って(?)いただきたいと思います。竹岡という“町のお巡りさん”の雰囲気が少しでも出ていればいいなと思います。私のシーンは少しだけ我慢していただいて、全編ぜひご覧ください!」
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