井上音生、那須雄登（美 少年／ジャニーズJr.）が出演するミュージカル「魔女の宅急便」が2021年3月に上演されることが決定した。
原作「魔女の宅急便」は、児童文学作家・角野栄子による児童書で、1989年にスタジオジブリが宮崎駿監督でアニメーション映画化し大ヒット。1993年～1996年には蜷川幸雄さん演出でミュージカル化され、2014年には実写映画化、2016年にはイギリスでも上演された。
そして2017年、岸本功喜の脚本による新演出のミュージカル版が誕生。キキ役に上白石萌歌を迎え、若手新進気鋭の制作チームにより上演された。翌2018年には、キキ役に福本莉子を迎えて再演され、話題となった。
3年ぶりに復活する今作でキキ役に抜擢されたのは、2016年に第8回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞を受賞した井上音生。2018年に映画「嘘を愛する女」で女優デビューし、2019年には「魍魎の匣」で初舞台、本作がミュージカル初挑戦となる。
キキの相手役となるトンボ役には、ジャニーズJr.の美 少年のメンバーとして活躍する那須雄登が抜擢された。昨年は、ドラマ『姉ちゃんの恋人』に出演するなど俳優としても活躍の場を広げており、本作は所属事務所公演以外の作品では初出演となる。
また、キキの母である“コキリ”役で生田智子、キキの父“オキノ”役で横山だいすけ、キキが居候するコリコの街のパン屋のおかみさん“おソノ”役で元宝塚歌劇団星組・雪組トップ娘役の白羽ゆり、おソノの旦那さん“フクオ”役でライセンスの藤原一裕が前作に引き続き出演し、フレッシュな2人を盛り上げる。