鈴木亮平が4月期の木曜劇場『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)で民放連続ドラマ単独初主演を果たすことが分かった。
本作は、山崎紗也夏による同名漫画のドラマ化。漫画一筋で恋愛下手なレンアイ漫画家と“ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷちアラサー女子、そんな恋に不器用な二人の、笑えて、ほろっとくるハートフルラブコメディだ。
主人公・刈部清一郎は、人付き合いが苦手の変わり者で、外に出ることもほとんどなく、常人には理解できない思考回路を持つ天才漫画家。アシスタントもつけず一人きりで、少女漫画の金字塔と呼ばれる大ヒット漫画の連載を続けている。顔出しは一切せず、女性名のペンネームで正体を隠し、そのプライベートは謎に包まれていた。そんなある日、弟の忘れ形見を引き取る羽目になり、孤高の生活が乱れていくことに…。
一方、夢無し、彼無し、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこは、初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と衝撃の出会いを果たす。「俺のためにレンアイしろ!」清一郎が出したとんでもない仕事の依頼。それは、漫画のネタのために疑似恋愛のミッションをする、というものだった。清一郎のむちゃぶりの下、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、発展しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。清一郎と丁々発止を繰り広げていたが…。
主人公・刈部清一郎を演じるのは鈴木亮平。地上波民放連続ドラマの主演を単独で務めるのは本作が初で、木曜劇場も初出演となる。また、フジ系ドラマに出演するのは、『全開ガール』(2011年7月期)以来、約10年ぶりとなる。
また、著作「行った気になる世界遺産」で自ら挿絵を描き下ろすほど、巧みな絵の腕前を持つ鈴木だが、撮影に先立って、漫画監修のプロの下で特訓。プロ顔負けのペン運びや所作を習得した鈴木の天才漫画家ぶりにも注目だ。