「マーガレット」にて2014年10月まで連載されていた大人気少女漫画『マイルノビッチ』が実写ドラマとなり、2月12日(金)よりHuluで配信(全8話)。ヒロインの木下まいるを演じた桜井日奈子さんが撮影の感想と見どころ、そして自身の意外な素顔について話してくれた。
◆木下まいるはどんな子ですか?
周りから“毒キノコ”と呼ばれているほど地味で冴えなくて、自分をブスだと思い込んでいる女子高生なんです。まいる自身も“どうせ私なんて…”と卑屈になっているんですけど、メイクをしたことで自信がついて、周囲の人たちとも関わるようになっていく。変身前と変身後の差が大きいほどインパクトがあるから、なるべくギャップを出そうと。“毒キノコ”バージョンのまいるを演じる時は、いつもの自分じゃないみたいで妙なワクワク感もありました。
◆どんなふうに“毒キノコ”のメイクをしたんですか?
髪形はキノコカットにして、ダサめの眼鏡をかけて、メイクでそばかすを足して…という感じです。仕上がりがどうなるのか不安でしたけど、ちゃんと“毒キノコ”感は表現できていると思います(笑)。人と関わるのが怖くて、すごい猫背にしたのがよかったのかも。やっぱり、姿勢で人の印象ってだいぶ変わると思います。
◆自分を変えたいという変身願望、共感するところはありますか?
ありますね。ただ私の場合、まいるとはちょっと違って。というのも私、ふわふわした子という印象を持たれがちなんです。それはそれでうれしいんですが、それは言わば“変身後”になるんですかね(笑)。もともとずっとバスケをやっていたりするので、素の私には抜けきれない部活感があるんです。やたらと勝負にこだわるし、あいさつする時も“ウィーッス!”みたいな(笑)。そんな“変身前の私”も少し活躍させてあげたいと思ったりします。