JO1がスペシャルサポーターを務める番組『異才 FUTURE うたえミライの歌』(WOWOWプライム)が、2月20日(土)より全3回で放送される。その放送開始を前に、収録風景のレポートが到着した。
アプリ、ドローン、ロボットなど、これからの世界でメインストリームとなる新ジャンルで異才を発揮する10代の少年少女の世界をドキュメントする番組『異才 FUTURE うたえミライの歌』。
本番組では、エンタメ界の異才であるグローバルボーイズグループ・JO1が、急激に変化する世界の新しいニーズに適応した領域を切り開きつつある10代の異才たちの活躍の現場をリポートしていく。
収録が行われた2020年12月下旬、JO1のメンバー11名(大平祥生、川尻蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨)が、世界に向けてニューノーマルを創造する日本の若き異才たちを、東京・原宿のスタジオに迎えた。
最初に紹介されたのは「アプリで世の中を豊かにする異才」、西林咲音(にしばやしさきね)さん。慶應義塾大学2年生の西林さんは、これまで約50のアプリを開発し、そのうち4つを実際にリリースへとつなげており、世界的な国際会議でもスピーカーとして招聘された実績の持ち主だ。
そのジャンルは脳トレ、ヘルスケア、写真加工アプリなど多岐にわたる。スタジオで実際にJO1のメンバーが西林さん開発の脳トレアプリを体験すると、その“まさかの結果”にスタジオは大いに盛り上がった。
そんな西林さんにJO1の佐藤景瑚、白岩瑠姫の2人が密着取材し、実際にアプリ制作を体験した映像もスタジオで紹介された。アプリを使った2人の対決の場面では、取材時に気付いていなかった事実を知った白岩のリアクションにも注目だ。
最後に「アプリを使って、どんな未来を作っていきたいですか?」という質問に対し、「対面のコミュニケーションが豊かになるものを作っていきたい」と話した西林さん。
スマホに向かう時間が多くなっている現代だからこそ、人と人との直接の触れ合いを大切したいという回答に、白岩は「100点しか出てこない!」と、同世代の活躍に大いに感銘を受けていた。
続いて2番目に登場したのは「ロボットで世界を変える異才」、追手門学院(おうてもんがくいん)大手前中・高等学校ロボットサイエンス部の倉冨星衣(くらとみせい)さん、南方博(みなかたひろし)くん、帖佐遥夢(ちょうさあゆむ)さんの3名。
現在約70名の部員がいる同部は、若者世代の世界最大級国際ロボットコンテストであるWRO(World Robot Olympiad)で2017年に手話通訳ロボットで銅メダル(3位)を獲得。教科書にも紹介されるほどの実績を持ち、日本の高校世代におけるロボット開発の最前線に立つ存在だ。
中学時代から同部に所属し、2018年のWROで5位入賞した食事介護ロボットを始め、これまで様々なロボット開発に携わってきた3人に密着取材したのは、川尻蓮と鶴房汐恩。
倉冨さんから、納豆のねばねばの成分である「ポリグルタミン酸」を使った重油回収・水質浄化システムの開発について説明されると、JO1の2人は世界の問題を解決しようとするその発想と技術力に感心しきり。さらに、多くの部員たちが見守る中で、川尻チームと鶴房チームに分かれてロボット操作対決にも挑む。
また、南方くんのチームが開発した、コンセントにつけるだけで使える電化製品の遠隔制御装置がスタジオで実際に披露。「世界中の人たちが使って節電してくれたら、温暖化防止に役に立つはず」という南方くんの想いを乗せた装置の動作を、JO1のメンバーも真剣な眼差しで見つめた。
最後に「ロボットを使って、どんな未来を作りたいですか? 」という質問に対し、3人を代表して倉富さんが「ロボットは使い方で人の心を豊かにできる。ロボットを通じて色々な人たちにいい影響を与えて、ロボットと共存していく世界を作りたい」と答えると、JO1のメンバーからは大きな拍手とともに賞賛の声が飛んだ。