上野樹里主演の“月9”ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の第15話(2月22日(月)放送)に、菅野莉央がゲスト出演することが決定した。
本作は、2019年7月期に放送された、主人公で法医学者の万木朝顔(上野樹里)と、父でベテラン刑事の万木平(時任三郎)が、さまざまな事件と遺体に向かい合い、かたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくヒューマンドラマの続編。月9ドラマ初となる2クール連続で放送される。
菅野は、4歳の時に『校長がかわれば学校も変わる!』(TBS系/1997年)で初めてドラマに出演してから、今年で24年目となる演技派女優。主演の上野とは姉妹を演じた『冗談じゃない!』(TBS系/2007年4月期)以来、約14年ぶりの共演となる。
第15話では、朝顔たちの元に男性の遺体の再解剖の依頼が入る。65歳の男性は、日本から遠く離れたあるヨーロッパの国のホテルで亡くなっていた。男性の遺体には首をつった痕跡があり、遺書はなかったが、現地で解剖もおこなわれた結果、自殺と断定される。遺体は現在、日本の空港で検疫中だが、自殺したという説明に納得できない遺族が、どうしても再解剖してほしいと申し出たのだった。
妻と一人娘の3人で暮らしていた男性だったが、遺体となって発見される1か月前に突然、姿を消し、家族から捜索願が出されていた。再解剖を行うにあたり、娘の猿渡優香(菅野莉央)が母親と共に朝顔たちの元を訪れる。
話を聞くと、再解剖を強く希望しているのは娘の優香で、近々、妻と旅行に行く予定も立てていた家族思いの父が、縁もゆかりもない外国で自殺などするはずがないと、優香は言って聞かない。
実は優香は、野毛山署強行犯係の刑事・森本琢磨(森本慎太郎)の学生時代の友人で、父が自殺したことを信じられない優香に、森本が再解剖という選択肢を助言したのだった。
朝顔たちは依頼を引き受け、改めて男性の遺体を解剖すると、亡くなった国で男性の遺体に行われた処置は、ずさんなものだったことが分かる。そればかりか、男性の体の中からは、朝顔たちも想像すらしていなかったものが見つかる。
菅野莉央 コメント
◆『監察医 朝顔』の出演に関して、あらためて感想をお願いします。
「長く愛され丁寧に作られてきた作品、という印象があったので、その一部になれるうれしさと共に、緊張感もありました」
◆上野樹里さんとは14年ぶりの共演となりますが、撮影はいかがでしたでしょうか?
「長くチームでやって来られている現場に参加する時は、どこか“お邪魔します”という気持ちになる部分があるのですが、撮影の合間に、以前ご一緒した時の思い出話をしてくださったりして、居心地良く撮影に臨むことができました。とても感謝しています。お芝居では、こちらが何を放っても受け止めてくれるような、静かで真っすぐな“朝顔先生”の目が印象的でした」
◆視聴者へ見どころなど、メッセージをお願いします。
「“死”を扱ってはいますが、残された人たち、これからも生きてゆく人たちの背中をそっと押してくれる温かい作品です。ぜひご覧ください」
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