2月16日(火)に第6話が放送される『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)。放送に先立ち、番組の編成・宮﨑真佐子さん、松本明子プロデューサーのコメントと、気になる今後の見どころを紹介します。
奈未役・上白石萌音さん、麗子役・菜々緒さん、潤之介役・玉森裕太さんの魅力について。
「上白石さんは抜群のコメディエンヌ力でドラマを引っ張ってくれていますし、自然と応援したくなるヒロイン像を確かなお芝居で作ってくださっています。菜々緒さんはとにかくかっこいい上司を、ただ立っているだけでも体現してくださっていて。また、宇賀神(ユースケ・サンタマリア)との、恋愛面でのかわいらしいお芝居には、私たちもキュンとしています。玉森さんには“子犬系男子”という大変難しい役柄をお願いしましたが、120%子犬になってくれていて、とにかくかわいいです」(編成・宮﨑真佐子/松本明子P、以下同)
奈未の脳内イメージで登場する“子犬のジュン”がかわいすぎると大好評。
「ジュンとのシーンは上白石さんもお気に入り。玉森さんも本気で子犬の気持ちになってくれていたようです(笑)」
ジュンはもちろん、奈未の脳内イメージシーンも毎回楽しい『ボス恋』。さらなる撮影秘話も。
「ジュンの耳は動かすことができるのですが、尻尾には動く機能はついていません! 玉森さんがお尻を揺らすことで感情表現をしてくれているので、玉森さんの“尻尾の演技”にもご注目ください。撮影の際には、上白石さんやスタッフからもつい『かわいい』という声が漏れ出てしまうほど、子犬のジュンは魅力ある妄想キャラクターに仕上がったと思います! また、今後この子犬のジュンにもある変化が…?」
時代の最先端を行くモード系ファッション誌の編集長である麗子。毎話の彼女の華麗なスタイリングも今作の楽しみの1つ。
「基本は1ポーズ100万円ほどで、シーンに合わせてスタイリストさんが考え、さまざまなブランドさんのご協力をいただいております。4話では何と総額1000万円超のジュエリーをつけていた時も! 現場での取り扱いには、菜々緒さんもヒヤヒヤしてらっしゃいました。ヘアスタイルも衣装に合わせて変えており、毎回菜々緒さんとメイクさんで話し合って作っています」
ドラマを作るにあたり、ファッション雑誌の現場などを取材し劇中に反映された設定も数多い。
「ファッション編集部の話というと、編集者が取材、写真撮影、記事を書いたりというイメージだと思いますが、『編集長の仕事は?』と聞かれるとよく知らない方が多いかと思います。今作を作るにあたり取材をしていく中で、敏腕な編集長は多大な広告費を稼いでくるという話を伺って。そこにスポットを当てたら面白いのではと思い、1、2話の物語が生まれました。1話冒頭の麗子が奈未をタクシーに乗せず行ってしまう、などというちょっと厳しい対応も実在する編集長の話だったりします」
編集部のセットや小道具にも、スタッフの細かなこだわりが。
「ブランドバッグや衣装、化粧品が置いてあるコーナーがあるなど、編集部のセットにも注目です。また1話で描かれた創刊号の表紙は、実際に数々のモード誌の表紙を撮影しているレスリー・キーさんにご担当いただいて、仕上がったものを拝見した時は鳥肌が立ちました。劇中に登場する記事、例えば3話に出てくる女性柔道家の記事などは細かな文字にまでこだわっており、演出スタッフが彼女のバックボーンやこれまでの歴史を考えて丁寧に作っています」
気になるこれからの『ボス恋』は…?
先日放送された第5話では、潤之介と、彼の幼なじみで元恋人の理緒(倉科カナ)との再会シーンに立ち会ってしまった奈未。2人が今も思い合っているのではと悩む一方で、潤之介の思いがけない言葉に舞い上がる。
「見どころはズバリ、奈未、潤之介、中沢、理緒の恋の四角関係がどう動くのかという点です」
奈未を見守っていた中沢(間宮祥太朗)が、ついに…!?
仕事では、和美(秋山ゆずき)の編集アシスタントに指名され、張り切る奈未。しかし、奈未が麗子の雑用係から離れている間に、麗子はピンチに見舞われていた…。
「『普通が一番!』だった奈未が、編集部の仕事をするうちにどう変わっていくのかにも注目してください。そして麗子と奈未の関係性にも変化が…。もしかしたら、麗子の笑顔を奈未が引き出すこともあるかも!」
物語が大きく動く第6話。ますます『ボス恋』から目が離せない。
『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』
TBS系
毎週(火)後10・00~10・57