比嘉愛未主演の木曜劇場『推しの王子様』(フジテレビ系 毎週(木)後10時~10時54分)に、白石聖、徳永えり、瀬戸利樹、佐野ひなこ、谷恭輔、藤原大祐が出演することが分かった。全員が比嘉とは初共演となる。
本作は、乙女ゲームを手掛けるベンチャー企業の社長である日高泉美(比嘉愛未)が、自分の理想通りに作り上げたケント様というキャラクターにそっくりだが、無作法で無教養で無気力、なんとこれまで人を好きになったことも無い、無い無い尽くしの残念すぎる五十嵐航(渡邊圭祐)と出会い、航を理想の男性に育てるため奮闘する“逆マイ・フェア・レディ”な日々を描くロマンティックコメディー。
制作スタッフには、『知ってるワイフ』(フジテレビ系/2021年1月期)の企画、プロデューサー、演出陣が再集結。脚本は、阿相クミコ、伊達さん(大人のカフェ)が担当する。
白石が演じるのは、泉美が社長を務める「ペガサス・インク」でインターンとして働く大学生の古河杏奈。泉美と同じく乙女ゲームが大好き。特に泉美が手掛けた『ラブ・マイ・ペガサス』の大ファンで、泉美に憧れている。女子力は非常に高く、航とは高校時代の同級生で、ひそかに好意を寄せている。
比嘉、渡邊ともに本作が初共演となる。
徳永が演じるのは、「ペガサス・インク」のデザイナーで、2.5次元俳優が“推し”の渡辺芽衣。デザイナーとしての腕は優秀だが、繊細で感情が表に出やすく、“推し”の俳優に何かあった時などは号泣してしまうこともある。
瀬戸が演じるのは、「ペガサス・インク」のプランナー・有栖川遼。実直で裏表がない半面、つい物言いがストレートになることが多く、航とぶつかることもしばしば。歴史好きで、休日は城巡りを楽しんでいる。
佐野が演じるのは、「ペガサス・インク」のデザイナーで、女性アイドルの「26時のマスカレイド」にハマっている小原マリ。「ペガサス・インク」唯一の既婚者であり、しっかり者でいつも朗らかなマリは、頼れる姉貴的な存在。
谷が演じるのは、「ペガサス・インク」のエンジニア・織野洋一郎。どんなトラブルがあっても常に冷静沈着。謙虚で場の空気を読むこともうまく、織野がいることが周囲の潤滑油になっていることがある。また、編み物好き男子でもある。
藤原が演じるのは、泉美の家の近くにある中華料理店でアルバイトをしている藤井蓮。無類の音楽好きで、プロのミュージシャンになることを夢見て、路上ライブを中心に活動している。
白石聖 コメント
◆杏奈を演じていく上での役作りと意気込みをお願いします。
「この役をいただいたとき、私の得意分野でもある乙女ゲーム題材の作品がついにきた! と、とてもうれしく思いました。私も杏奈と同じく、推しのおかげで頑張れるだとか、そういった気持ちに共感できるのですが、そこにリアルな恋愛が関わったときにどうなるのかがとても楽しみです。杏奈を生きる上で、何事にも一生懸命な真っすぐさを大切にしたいと思います」
徳永えり コメント
◆芽衣を演じていく上での役作りと意気込みをお願いします。
「芽衣は2.5次元好きで“推し”の舞台に通いつめるほどの情熱の持ち主です。大好きなものを大事にするこの役を、楽しく演じられたらいいなと思っております。また<ペガサス・インク>の社員は、みな個性豊かな人ばかりなので、互いの趣味嗜好を尊重し合いながらも、働くことの楽しさが伝わればうれしいです」
瀬戸利樹 コメント
◆有栖川を演じていく上での役作りと意気込みをお願いします。
「小さい頃から時間を忘れて熱中してしまうほどのゲーム好きなので、今回ゲームのプランナーである有栖川役のお話を頂いた時は本当にうれしかったです! ドラマの中ではありますが、同じ目標を持った仲間たちと新しいゲームを開発できることに今からワクワクしています。また、有栖川はムードメーカーでもあるので、自分自身の明るい性格を最大限に生かしていきたいと思っています。精いっぱい頑張りますので、楽しみにしていてください!」
佐野ひなこ コメント
◆マリを演じていく上での役作りと意気込みをお願いします。
「私が演じさせていただくマリは、ニジマスを応援しているアイドルオタクなんです。ゲームをはじめ、自分自身もオタク気質なところがあり親和性を感じていて、とてもワクワクしています。私は、好きなことに対しては徹底的に貪欲に追求する一面があるので、そういったところを役作りに生かしていきたいと思います。そしてマリは既婚者で子供がいる設定です。自分にはまだ経験した事がない役所にドキドキしていますが、家庭がありながらも好きなお仕事を続けていることがすてきな女性だなと思うので、そういったところも見てもらえるよう頑張りたいと思います!」
谷恭輔 コメント
◆織野を演じていく上での役作りと意気込みをお願いします。
「織野を演じる上で編み物を始めたのですが、今やそれが楽しくて楽しくて家でも気がつけば時間を忘れてやっています。自分自身あまり趣味がない人間ですが、何かの沼にハマる気持ちが分かった気がして、この作品で織野を演じるのがより一層楽しみになりました!趣味はその人の人格や生活リズムにも影響すると思います。織野がハマっている編み物という沼を手かがりにこの作品の沼にハマっていくことを楽しみにしています!」
藤原大祐 コメント
◆蓮を演じていく上での役作りと意気込みをお願いします。
「中華料理屋でバイトをしている18歳の男の子、藤井蓮を演じさせていただきます。蓮に関しては限定的な情報があまりなく非常に自由度が高いので、演じるのがとても楽しみです。男女の恋模様や会社でのお話に直接的に関わらない役だからこそ、この作品のスパイスとなって、アクセントを与えられるように頑張ります。また彼が夢に向かって走り続ける姿にも注目していただければ幸いです」
編成企画:狩野雄太(フジテレビ編成部)コメント
「杏奈は一生懸命、夢に向かって頑張る女性で、航には片思いをしているのですが、白石さんが持つ奥に秘めた芯の強さ、可憐さで演じて頂きたいと思いご出演をお願いいたしました。芽衣は、好きな事に真っすぐで、そのために人生を全力で生きている女性なのですが、徳永さんの透明感、そして確かな表現力で命を吹き込んでいただけてうれしく思っております。有栖川は航と光井との関係性において重要な影響を及ぼす人物で、物語が進むにつれて切ない出来事がたくさん訪れます。瀬戸さんの誠実さ、優しさで演じていただきたいと思いご出演をお願いいたしました。マリは登場人物の中で唯一、家庭を持っている人物です。『知ってるワイフ』でもご一緒させて頂いた佐野さんが母親でもある役を演じて下さるのが楽しみです! 織野はこのチームの中の潤滑油的な存在だと思います。谷さんが編み物にハマっていただけているので(笑)、素晴らしい表現をしていただけると確信しております。蓮君はアルバイトをしながら夢に向かって頑張っている青年です。藤原さんのひたむきさ、フレッシュさで蓮を見てみたいと思いご出演をお願いいたしました。とても個性豊かで煌(きら)めくキャスト陣にご出演していただけることになりましたので、ぜひご注目いただけましたら幸いです」
木曜劇場『推しの王子様』
フジテレビ系
2021年7月スタート
毎週(木)後10時~10時54分
<出演者>
比嘉愛未、渡邊圭祐、ディーン・フジオカ、白石聖、徳永えり、瀬戸利樹、佐野ひなこ、谷恭輔、藤原大祐 他
<スタッフ>
脚本:阿相クミコ、伊達さん(大人のカフェ)
編成企画:狩野雄太、江花松樹
プロデュース:貸川聡子
演出:木村真人、河野圭太、倉木義典
制作著作:共同テレビ
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