『初情事まであと1時間』ドラマ化 脚本・演出は橋口亮輔、三浦大輔、大九明子、谷口恒平

ドラマ
2021年06月09日

『初情事まであと1時間』

橋口亮輔、三浦大輔、大九明子、谷口恒平が脚本・演出を手掛ける恋愛オムニバスドラマ『初情事まであと1時間』が、MBSドラマ特区で7月22日(木)からスタートすることが決定。合わせて、第1~4話の出演キャストが発表された。

本作は、月刊コミックフラッパーで連載され、情事に向かうカップルのリアルな感情の機微がネット上でも話題となったノッツによる同名漫画の実写ドラマ化。恋人たちが初めて結ばれるまでの直前1時間をオムニバス形式で描く。

脚本・演出を手掛けるのは、橋口亮輔、三浦大輔、大九明子、谷口恒平。オフ会で意気投合したドール愛好家、人生初めてのH、地元で再会した幼なじみ、姉と妹と姉の恋人、不倫に悩む先輩と恋する後輩、浮気カップル、超不幸体質の女、片想い渦巻く鍋パーティーなど、多彩なSEX事情を通して浮かび上がる人間模様を赤裸々に描き出す。

橋口監督が手掛けた第1話「心の容れ物」には、工藤阿須加と臼田あさ美が出演。オフ会で出会ったカスタムドール愛好家の男女が互いのドールを前に交わす愛を描く。

三浦監督が手掛けた第2話「初体験まであと1時間」には、萩原利久と木竜麻生が出演。お互い頭の中はソノことでいっぱいなのに、うまく切り出すことができない初めて同士のフレッシュな大学生カップルの物語を描く。

大九監督が手掛けた第3話「ビフォア」には、松雪泰子と大森南朋が出演。海辺の町を舞台に、故郷で再会した酸いも甘いも知った大人の幼なじみの静かな愛が紡がれる。

谷口監督が手掛けた第4話「姉と妹」には、望月歩、青山美郷、中田青渚が出演。一つ屋根の下で繰り広げられる、姉と妹と姉の恋人の微妙な三角関係を描く。

地上波では8話が放送され、TELASA J:COMオンデマンドほかで、未放送4話を含む全12話が見放題独占配信される予定。

出演者コメント

■工藤阿須加

橋口監督とはいつかご一緒したいと思っていたので、とても光栄でした。
僕が演じた高山はカスタムドールが趣味で、人形と向き合ったときに初めて自分を知ることができたた人間です。人にはいろんな出会いがあって、それぞれ嗜好があって、それは日常にあふれている。人の心が動く瞬間は見ていてすごく面白いですし、スピーディーな展開も見どころなのできっと楽しんでもらえると思います。

■臼田あさ美

短い撮影時間の中で、一つ一つ大事に、自分の知らない世界に心の違和感をなくすような気持ちで過ごしました。橋口亮輔監督の作品に参加できたこと、監督の演出を感じられたことは、これからも私の中で特別なものになります。第一話「心の容れ物」楽しんでいただけたら幸いです。よろしくお願いします。

■萩原利久

とてもデリケートなテーマでしたが、なんだか笑ってしまう楽しい台本でした。
現場では木竜さん、三浦監督と1つのセリフ、1つの動きまで細かく細かく話しながら撮影していきました。
こんなことあったなぁ、こんなやついるのか~くらいの優しい目で観てもらえたらうれしいです。
ぜひ、観てください。

■木竜麻生

短い時間の中で大きな出来事が起こるわけではないけれど、本人たちにとってはとても切実な問題にフォーカスしたお話です。男の子だけじゃなく女の子も、あまり口には出さないけど興味があったり、分からないけど分からないと言えないとか、なかなかここまで本気で間抜けに一生懸命悩んでいる人たちを見られる機会はないので、これから経験する人にも経験がある人にも、楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。

■松雪泰子

大九監督の台詞を、一つ一つ大切に紡ぐ様に撮影が進んでいきました。人生の一つのタームを終えた男と女の再会。
美しいロケーションの中、穏やかに優しく浸透していく物語…。ふわりとした、優しい余韻が胸に残る、そんな物語です。すてきな大森さんと丁寧に紡ぎました。お楽しみください。

■大森南朋

大九監督の作品に出演するのは初めてですが、今回の脚本はセリフが生き生きしていて生々しく、松雪さんと一緒に演じられるのがすごく楽しみでした。現場では安心感のある松雪さんに頼もしさすら感じました。
他の「初情事まであと1時間」たちと並んで、この作品がどのように佇むのか、僕らも楽しみです。

■望月歩

「姉と妹」で芳樹役をやらせていただきました、望月歩です。情事の直前を描く作品の中で、姉と妹という少し危ない雰囲気の題材です。その中でも姉妹の考えてることや関係性だったり、その2人と僕の関係だったりを楽しんでいただければうれしく思います。ぜひ、ご覧ください。

■青山美郷

繊細な心の動きが重なり合う台本で、物語の世界に吸い込まれました。
今回、共演させていただいた望月歩さんと中田青渚さん、そして谷口監督の素晴らしい感性にたくさん心が動かされ、とても刺激的な時間でした。

■中田青渚

「この2人がこうなるんだろうな」という作品が他の話では多いと思うのですが、「姉と妹」は主人公の芳樹が姉と妹、どっちとくっつくかという三角関係のドキドキ感が見どころだと思います。 ぜひこのドキドキを味わってもらえるとうれしいです。

監督コメント

■橋口亮輔

一線で活躍する若手人気俳優から無名の役者までヴァラエティに富んだキャストとのお仕事を楽しみに撮影に臨みました。おかしくて切ない、少しだけHな肩の凝らないドラマを目指しました。

■三浦大輔

橋口亮輔監督からお声掛けいただき、これはやらないわけにはいかないと2つ返事でOKしましたが、脚本執筆、撮影、編集、全てが時間との戦いになりました(苦笑)。厳しいスケジュールの中、素晴らしい演技をしてくださったキャスト、そして、尽力してくださったスタッフの皆様にこの場をお借りして感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。自分らしい『初情事』をポップにエロく、描けたような気がしています。ぜひ、ご覧ください。

■大九明子

人に触れるのも、触れられるのも、実際すごく難しい。それをこの1年、ウイルスに振り回されながら再認識している。こんな時代にセックスなんていう恐ろしいものに挑む2人を応援したい。だから今回ほど、描いたカップルたちの幸せを祈ったことはないかもしれない。おかげさまで、私史上初めて、この2人きっと一生別れないな、と思えるカップルも生み出すことができた。幸甚です。

■谷口恒平

ノッツさんによる「物語の最後に必ず初情事を迎える」という発明的なアイデア。そこから生まれた二次創作を、偉大な先輩監督達とともにお送りします! 私は一昨年、登場人物のほとんどがパンツを脱ぐピンク映画を監督しましたが、今回はテレビドラマで裸になるまでのエロスを描きます。キャプチャされた静止画なんかじゃ伝わらないエロさを、視聴者の皆さんと一緒にドキドキしながら見守りたいと思います。

■原作者・ノッツ コメント

原作を元にしたものからドラマオリジナルまで、実写化していただくにあたり各監督の素敵な持ち味を出していただいています。
きっとより生々しいいろんな『初情事まであと一時間』が…。自分も今からドキドキです…。

MBSドラマ特区『初情事まであと1時間』
2021年7月22日(木)MBS・tvkでスタート

チバテレ、テレ玉、とちテレ、群馬テレビでも順次放送

TVer、MBS動画イズム、GYAO!で見逃し配信1週間あり(全8話)
TELASA J:COM オンデマンドほかにて見放題独占配信(全12話)

<出演(1~4話)>
工藤阿須加、臼田あさ美/萩原利久、木竜麻生/松雪泰子、大森南朋/望月歩、青山美郷、中田青渚 ※放送順

<監督・脚本>
橋口亮輔、三浦大輔、大九明子、谷口恒平

原作:ノッツ『初情事まであと1時間』
制作プロダクション:ビデオプランニング
製作:「初情事まであと1時間」製作委員会

公式サイト:https://www.mbs.jp/hatsu-jouji/
公式Twitter:@hatsujouji

©「初情事まであと1時間」製作委員会

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