伊野尾慧が連ドラ単独初主演!神宮寺勇太と初タッグ『准教授・高槻彰良の推察』ドラマ化

ドラマ
2021年06月17日

『准教授・高槻彰良の推察』

東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマの第3弾『准教授・高槻彰良の推察』で、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が連続ドラマ単独初主演を務めることが決定。ドラマでの共演は初となるKing & Princeの神宮寺勇太とタッグを組む。

原作は澤村御影の「准教授・高槻彰良の推察」シリーズ(角川文庫)。完全記憶能力を持った民俗学の准教授・高槻彰良と、過去に怪異を経験したことでうそが分かる能力を手にしてしまった大学生・深町尚哉の凸凹バディが、「コックリさん」や「神隠し」といった怪異事件の謎に挑む異色の民俗学ミステリー。澤村御影作品初の映像化となる。

伊野尾が演じるのは、完全記憶能力を持った大学准教授・高槻彰良。「怪異」に触れると理性が吹っ飛び、常識的な大人の対応ができなくなる残念な一面があり、さまざまな怪異現象や都市伝説を募ったサイトを運営。そこに持ち込まれる不思議な事件の解決に乗り出す。

神宮寺が演じるのは、地味な大学生・深町尚哉。10歳のときに不思議な体験をし、それ以来、人の“うそ”が分かるようになってしまったために孤独を抱える青年で、高槻とバディを組むことになる。

伊野尾慧 コメント

連続ドラマで初の単独主演という依頼に、すごく驚きました。皆さんに愛していただける作品になるように頑張りたいと思います。
僕が演じる高槻彰良が、いろんな事件を解決していくのですが、単純に推理するというより、心の中というか、人の気持ちをひもときながら解決に導いていくので、すごく難しい役だと思います。監督さんやプロデューサーさんの思いを聞きながら、キャラクターを作っていきたいです。
神宮寺君とは、これまであまり話す機会がなかったので、ドラマの仕事でガッツリ組むことができて楽しみです。天然なのかなと勝手に思っていますが、これだけ長期間1つの作品に向き合ったら、自然と仲良くなるんじゃないかなと思っています。
まだまだ大変な世の中で、ここ1年2年で、寂しい思いやつらい思いをした方々が、たくさんいらっしゃると思います。でも、解釈の仕方でポジティブになれることもあると思います。このドラマを見て「こういう解釈の仕方もあるんだ」とか、「こんなことで悩んでいるけれど、こういう風に解釈したら頑張れるかもしれない、心が楽になるかもしれない」など参考にしていただけたらいいなと思います。ドラマを見てホっとして、リフレッシュしていただける、すてきな作品になるよう頑張ります!

神宮寺勇太 コメント

飛び跳ねるくらいにうれしくて、早く台本を頂けないかなとワクワクしていました。尚哉は、特殊な能力を持っていて、ナイーブな感情の持ち主なので、繊細に表現することを意識して臨みたいと思います。せりふに込められた尚哉の気持ちなどを深く考え、一つひとつの尚哉の感情を大切にしながら、芝居を楽しみたいと思っています。
伊野尾君は、人見知りなのかなと思っていたのですが、僕の方が人見知りしていたんじゃないかと思うぐらい、すごく話しかけてくれます。もっと会話がはずみ、会話のキャッチボールがパンパンできるように、そういった面も伊野尾君から学びたいなと思いました。長い期間撮影させていただくので、仲良くなれるのを楽しみにしています。
ドラマはミステリーですが、人とのつながりも描いた作品です。本当にいまは大変な時期で、心に何かモヤモヤしたものを持って、過ごしている方も多いと思います。尚哉も心の中に大きなものを抱えていますが、高槻准教授に出会ったことで、人生が変わっていきます。このドラマを見て、皆さんのモヤモヤが晴れて、少しでもハッピーな気持ちに、そして明日の活力になったらいいなと思っています。頑張ります!

原作・澤村御影 コメント

『准教授・高槻彰良の推察』は、ありとあらゆるめぐり合わせが良い作品です。担当編集に恵まれ、イラストレーターさんに恵まれ、デザイナーさんに恵まれ、漫画家さんに恵まれ、読者様に恵まれ、本当に多くの方に愛していただいて、「大人気シリーズ」と呼ばれるほどにまでなることができました。でも、まさかドラマ化の運まで引き寄せるとは、正直な話、全く思っていませんでした。
初に「ドラマ化の話がきています」と言われたときには、きっと実現しないんだろうなと思って「分かりました、いったん忘れます!」と元気よく返したくらいです(笑)。それなのに、気がついたらすごい方々でキャスティングが決まり、シリーズ構成案や脚本が届き、半分くらいしか実感のないままそれらをチェックする日々が始まり……ようやく八割ほどの実感を得たのが、完成稿の脚本の一ページめに原作として自分の名前を見たときでした。うわあ、本当にドラマになるんですね! あらためてびっくりです!
きっと初回放送日には、私の実感も十割に達するのではないかと思います。どうかドラマも多くの方に愛していただけますように。きっと良いものになると信じております。

<あらすじ>
8年前――青い提灯の怪しい光に包まれた祭に紛れ込んだ一人の少年。少年はそこで死んだはずの祖父に出会う。それは人が立ち入ってはいけない人外の者たちの祭だった――。
「尚哉、おまえはこんなところに来ちゃいけなかったんだ……」
大学生になった深町尚哉(神宮寺勇太)は孤独を抱え生きていた。8年前の青い提灯の祭の日以来、人のうそが分かるようになってしまった尚哉。人がうそをつくと、その声がゆがみ、奇妙な音になって聞こえてしまうのだ。尚哉の能力に気付いた両親は尚哉を遠ざけ、尚哉もまた親しい人間を作ることなく生きてきた。
そんな中、何となく受講した「民俗学II」のイケメン准教授・高槻彰良(伊野尾慧)に尚哉は興味を持つ。高槻の言葉にだけは「うそ」が全くなく、その声は心地よく耳に届いたのだ。
見たものを全て瞬時に記憶できる完全記憶能力を持ち、世の中の怪異現象にしか興味のない高槻。そんなある日、近所の小学校で「コックリさん」をめぐる怪異事件が起きる。
「コックリさんに連れていかれる―――」
児童の言葉に尚哉は少し驚く。その声は一切、歪まなかったのだ。つまり、本物の怪異が起きている!?
「素晴らしい!」
怪異を求めテンションが上がる高槻と共に、なぜか助手として謎を追うことになる尚哉。コックリさんのほか、女学生アスリートにかけられた藁人形と針の呪い、撮影現場に現れる女の幽霊、声優志望の女性に憑いた黒い髪の毛の謎など、高槻の元にはさまざまな怪異の相談が舞い込んでくる。
果たして、本物の怪異は存在するのか、それとも事件の裏には誰かの切実な思いが隠されているのか……。
「深町君、世の中の全ての現象は、どう解釈するかによって成り立っているんだよ」
完全記憶能力を持つ准教授と、うそが分かる孤独な少年の凸凹バディが送るヒューマンミステリーの幕が上がる。

東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ
准教授・高槻彰良の推察

Season1:東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
2021年8月7日(土)~9月25日(土)
※予定/全8話
毎週土曜 後11・40~深0・35

Season2:WOWOWプライム、WOWOWオンデマンド
2021年10月~放送・配信予定
※放送日時は後日発表

原作:澤村御影「准教授・高槻彰良の推察」シリーズ(角川文庫/KADOKAWA)
脚本:藤井清美、伊藤崇
音楽:信澤宜明
監督:池澤辰也、守下敏行、室井岳人
チーフプロデューサー:市野直親(東海テレビ)、青木泰憲(WOWOW)
プロデューサー:松本圭右(東海テレビ)、遠山圭介(東海テレビ)、高江洲義貴(WOWOW)、黒沢淳(テレパック)、近見哲平(テレパック)
制作協力:テレパック
製作:東海テレビ/WOWOW

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