6月22日(火)にいよいよ最終回を迎える『着飾る恋には理由があって』(TBS系 毎週(火)後10・00~10・57)。6月15日放送の第9話で、着飾ることに限界を感じてしまった真柴くるみ(川口春奈)が葉山祥吾(向井理)を頼り、一方の藤野駿(横浜流星)は着飾ることに悩む真柴は、彼女らしくないと訴えてしまう。真柴の恋の行方が気になる最終回を目前に、プロデューサーの新井順子さんから胸キュンシーンの裏話や、見どころを語っていただきました。
◆共感できる部分とドラマならではのファンタジー要素がちょうどいい作品だと思います。そのあんばいは監督たちとどのように決めていたんでしょうか?
塚原あゆ子監督はリアリティー重視の方。なので、提案したキュンを却下されることもあって(笑)。そんな時は、棚澤孝義監督の回に再度キュンを提案したりして、何とか実現してもらおうと画策してました(笑)。
◆そういった王道シーンの中での新鮮さを出すために気をつけた部分はどういったところでしょうか。
よくあるキュンシーンはやめようという話はしました。キスをするにしても、単にキスをしても面白くないからどうしようかと。2話でキスシーンを入れることになったんですが、まだ真柴と駿は好き同士ではないので、その中でキスをするっていうのは難しくて。“いい人かも”ぐらいの時に、どうしたらキスにつなげられるか、印象に残るキスになるかは考えました。
◆新井さんが印象に残っているキスシーンは何でしょうか?
2話の冷蔵庫前でのキスも、5話のキッチンカーからのキスもきれいに撮ってもらって良かったなと思っています。セットを作る前に、2話では冷蔵庫前でキスシーンがあることが決まっていたので、きれいに撮ってもらえるセットを作りました。冷蔵庫を大きくしておいて、芝居の流れで撮れるように配置されているんです。