6月30日(水)放送の『くりぃむしちゅーの掘れば掘るほどスゴイ人』(日本テレビ系 後9・00~10・54)は、東京オリンピック日本代表選手らの知られざる秘話を本格ドラマで紹介する。
ドラマとして描くのは、東京オリンピック陸上女子1万メートル日本代表・新谷仁美(33歳)。高校時代から「天才」と呼ばれた新谷だが、24歳の時にけがをきっかけに足への負担を軽くするために、過度な減量を始める。身長165センチもかかわらず、一時は体重40キロ、体脂肪率は2%台まで絞りながら、痛みを我慢して競技を続けてきた。その結果、体重の減少に伴い、無月経に。25歳の時には体だけではなく心までもボロボロになり、陸上界から姿を消した。その後、一般企業に就職したが、3年のブランクを経て現役復帰。昨年12月の「日本選手権」では、19人を周回遅れにする驚異の日本新記録で東京オリンピック代表内定を勝ち取った。
新谷を演じるのは、自身も2度のフルマラソンに挑戦したことがある本仮屋ユイカ。新谷の復活のカギを握る横田真人コーチを注目の若手俳優・山本涼介が演じる。
スタジオには新谷本人も登場。“掘れば掘るほどスゴイ”新谷の壮絶人生に迫る。
新谷仁美 コメント
本仮屋ユイカさんが自分のことを演じて頂けると聞いた時は「ウホウホ」でした! 演じていただいて本当にありがとうございます。ドラマ中でも描かれていましたが、無理な減量・練習から無月経に悩む若いアスリートはまだまだ全国にたくさんいます。そんな若手アスリートに、自分たちが戦っている姿を見てもらって少しでも現状を変えられたらと思っています。東京オリンピックでは皆様の応援をいただいて、しっかり結果を残したいと思います。
本仮屋ユイカ コメント
新谷選手がテレビで駅伝や陸上の大会に出場されてるのを見ていて、いつも力強い走りで攻めるレースをされるのがすてきだなぁと思っていたので、今回オファーを頂きとても光栄でした。市民フルマラソンに参加したことがありますが、2回とも途中でバスに乗り帰ってきてしまいました。
今回、久しぶりに走ったのですが、「自分は新谷選手だ」と成り切っていることもあり、早く走れるような気分になっていたのですごく楽しかったです。お天気にも恵まれ、青空の中競技場を走るシーンは爽快感を感じました。
陸上経験は少ない私なのですが、試合の前の緊張感を感じるシーンは、俳優として山場のシーンや感情が昂るシーンの直前に感じる緊張感と(私の感じる緊張感と新谷さんが体験されているものは比べものにはならないと思いますが)重なるものがありました。
自分の全てを賭けて真っすぐに走る新谷選手の真摯な熱さに、私自身演じながらとてもパワーをもらいました。ご覧くださる皆様にもきっとそのパワーを受けとっていただけたらうれしいです。ぜひご覧ください。
よろしくお願いします。
山本涼介 コメント
横田コーチ役を演じてみて、新谷さんに振り回されてすごい大変だったんだろうなと思いましたが、横田さんは横田さんで陸上に対して熱い思いを持ってる方だということが、すごく伝わってきました。新谷さんも横田さん同様に陸上に熱い思いを持っていて、でも繊細なところもある方なんだなと思いました。
番組のタイトル通り、新谷さんは掘れば掘る人スゴイ人です。ドラマのようなエピソードがたくさんある方で、台本を読んでてもすごく面白かったですし、その新谷さんに振り回される横田さんにもぜひ注目してください。新谷選手が金メダルを首にかけて笑ってる姿を見られるのを楽しみに応援してます!
『くりぃむしちゅーの掘れば掘るほどスゴイ人』
日本テレビ系
2021年6月30日(水)後9・00~10・54