羽田美智子が主演を務めるオトナの土ドラ『#コールドゲーム』(東海テレビ・フジテレビ系 毎週(土)後11・40)に出演するやす(ずん)のコメントが到着した。
本作の舞台は、隕石衝突の影響で地軸が大きく変動し急激に寒冷化、マイナス45℃の氷河期に覆われた地球。避難所第七支部に逃げ込んできた前科2犯の天才詐欺師・木村祥子(羽田)が、大輝(結木滉星)、陽菜(久間田琳加)、隆(やす)の偽装家族の母親として過酷な日々を戦い抜く、完全オリジナルサバイバルストーリー。
やすが演じるのは、木村家の父・隆。人が良すぎて無害な男。後悔ばかりしている性格で、愚痴が多く、家族からは全く信用されていない。
やす(ずん)コメント
◆オファーが来た時、「飯尾(和樹)さんに来た話じゃないの?」と思われたそうですね。
マネージャーに、「間違いなんじゃないの?」と2回ぐらい確認しました。そしたら「いやいや、やすさんですよ」って。ワンシーンだけならまだ分かるけど、羽田さんの旦那の役で出番も多いし、絶対に飯尾さんだと思うじゃないですか?(笑)
◆このドラマについて、飯尾さんとお話はされましたか?
「ドラマどう?」って聞かれて、「それがさ、羽田さんがすごくやりやすくしてくださって、楽しい現場だよ」とは言いましたけどね。でも、お笑いのコンビってどこもそうなのかも知れませんが、「で、なに?」じゃないですけど、「オチは?」みたいな感じもありましたね(笑)。普通は、「こういうことがあってさ~」みたいに面白おかしくしゃべるんでしょうけど、飯尾さんに「おまえの話にはお土産話が一切ない」ってツッコまれました(苦笑)。でも、「迷惑はかけるなよ。いつでも菓子折りを持って行く準備はしておくから」みたいなことは言ってくれました。
◆撮影も進んでいますが、演じられている隆はいかがですか?
「家族って楽しいな」と身に染みて感じています。時間ってすごいですね、だんだん家族としてのなじみ方が体に合ってきて、「今、大輝は何してるのかな?」とか、「陽菜ちゃんいないな」とか自然に考えたりしていますから。きっと隆は僕と同じでずっと独身で寂しかったところもあり、過酷な状態ではあるけど、家族ができて今が楽しい気持ちはあると思います。祥子さんやみんなにいじられているのもきっとうれしいと思います。
◆羽田さんに演技のことをいろいろ聞いていらっしゃるという噂を耳にしました。
何事も分からないことは聞いたほうがいいと思っているんですよ。羽田さんの動きを見て勉強して、「これも真似してやってみようかな」とか。例えば、羽田さんは後で編集しやすくするために“間”を作るといったこともちゃんとやられていて。それって結構難しくて、僕は間を作ると怖くなってきてしまうのですが…、さすがずっとドラマで活躍されてる方だなと。あとカメラの位置も羽田さんは見られていて、「こことここから撮るんですか?」って、声に出してくださって。これ、たぶんなんですけど、僕のためにあえて言っていただいている気がするんです。カメラって何回も位置を変えながら撮っているんですけど、誰をどう撮っているか僕には全然分からなくて、今日も「やすさん、頭向けてしゃべっているから。リアルに後頭部しか映ってないですよ(笑)」って監督に言われちゃって。だから羽田さんが現場でいろいろ見せてくださるのでありがたいです。
◆では、思い出に残っているシーンはありますか?
理科室でジャガイモの手入れをしながらおじさんたちで話しているシーンは楽しくて。「“パパ友”ってこんな感じなのかな」と思いました。「奥さんや息子と娘に全然相手にされていないんだよね」と、パパ同士の愚痴のように前田さん(脇知弘)と福山さん(山口森広)に話すと、それを2人がリアルに受け止めて盛り上がってくれて。ワイワイとした、居心地のいいシーンでしたね。
◆ちなみにプライベートでやすさんの居心地のいい場所は?
行きつけの喫茶店があって、ずんを組んだ時から通っているのでもう20年、21年になりますね。マスターが作るソイミルクティーや、夏はアイスコーヒーもとてもおいしいので、好きな雑誌を見ながら1時間ぐらい過ごす時間が好きなんです。もしあの場所がなくなったら行くところがないと思うぐらいお世話になっていて、仕事が終わった後や、特にスベった時なんかは必ず立ち寄ります。「今日はウケなかったのかな?」とかマスターはもう分かるみたいで、そういう時はそっと優しい言葉をかけてくれたりするんですよ。
◆このドラマは、「生きる」がひとつのテーマになっていますが、やすさんの生きるエネルギーとなっているものを教えてください。
エネルギーのチャージではないですが、僕の仕事のルーティンで“ウケたらお寿司、ウケなかったらマッサージ”っていうのがあるんですけど(笑)、この2つで気持ちをリセットして、次の仕事を繋げているというのはあります。あとは岩盤浴ヨガにも行っていまして、そこで汗をかいて気分転換して、パワーをもらっています。最近の休みの過ごし方は、ホットヨガに行って、その後にリフレクソロジーと足ツボマッサージに行って、デパ地下で買い物して、カフェに行ってお茶する、みたいな。その流れでアロマオイルを買って家に帰ってアロマをたいて気持ちを落ち着かせてみたり。やっていることが女子なんですよね。
◆羽田さんもアロマにとても詳しいそうですが、お二人でアロマ談義をすることも?
僕はベルガモットが好きなんですけど、羽田さんから「今度(アロマを)持って行くから買わないでね」とおっしゃっていただいて。羽田さんからおススメのお店のアロマを頂けるみたいです。羽田さんはとてもアロマにこだわっていらして、「どこどこのアロマはいい」とか、アロマの話で盛り上がっていますよ。
◆俳優業には今後も挑戦されたいですか?
僕はとにかく現場が好きで、今回のドラマの現場も好きなんですよね。そういえば、20代後半ぐらいからずっと「やすさんはお笑いじゃなくて、役者さんの方が合ってるんじゃないの?」っていろんな人に言われていましたよ。その時はそんなのおこがましくて、恐れ多いからってオーディションにも行かなかったけど、ドラマを見るのも好きですし、これを機会に、ドラマもぜひともという感じです。
◆仕事の目標、将来の自分像などは設定されていらっしゃるほうですか?
とにかく、目の前の仕事を必死でやっていたらその次があるのかなって。でも以前、博多・華丸大吉君の九州の番組のロケに、その後にタカトシ君の北海道の番組にも呼んでいただいたことがあるんです。その時に、「今度はずんの番組に華丸大吉君、タカトシ君に来てもらえたら楽しいのに」と思いました。ずんの番組をひとつ持って、そこにいろんなゲストの方に来ていただくということができればいいな。それはひとつの夢になっていますし、そのためにももっと頑張らないとね。
◆第4話(6月26日(土)放送)に向けて、視聴者へのメッセージをお願いいたします。
隆がちょっと気になる動きをし始めるんです。ただのいいお父さんだけじゃ済まなそうなので、そこから、「え? まさか?」という風に見ていただけると、またひとつドラマの楽しみ方が増えるのではないかと思います。監督にも「眉間にしわが寄る感じで」「表情を強くしてください」など、ご指導を受けました。自分で言うのもなんですが、どうしても人の良さのようなものが出ちゃうみたいなんですよね(笑)。
<第4話(6月26日(土)放送)あらすじ>
「政府のヘリと交信が取れ、我々が避難生活していることが政府に伝わったようです」如月(中村俊介)の緊急校内放送を聞き、喜びの声を上げる避難者たち。如月は優秀な家族を先に救出するはずとにらむ祥子(羽田美智子)だが、そうなると班長である良子(椿鬼奴)の一家ががぜん有利だ。「よし、ここは選挙よ!」祥子は“班長選挙”を提案し自ら立候補。負けじと良子も名乗りを上げ、なぜか黒崎(篠原篤)も立候補し、避難所全体を巻き込む選挙戦が幕を開ける。
オトナの土ドラ
『#コールドゲーム』
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
2021年6月26日(土)後11・40~
出演:羽田美智子、結木滉星、久間田琳加、やす(ずん)、篠原篤、和田琢磨、福田転球、椿鬼奴、銀粉蝶、中村俊介 ほか
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