品川庄司の品川ヒロシ監督が手掛ける映画「リスタート」主題歌を収録した、HONEBONE初のサウンドトラック『リスタート』EPが6月30日(水)より配信を開始する。
HONEBONEは、ともに東京・高円寺出身のEMILY(エミリ/ヴォーカル)とKAWAGUCHI(カワグチ/ギター)の2人からなる男女フォークデュオ。アコースティックギターと歌のみのスタイルで、日本語にこだわった生々しい歌詞を歌う。
その楽曲やキャラクターは笑福亭鶴瓶やテリー伊藤ら大物芸能人にも評価され、2020年にはインディーズバンドとしては異例のレギュラー番組『うたう旅〜骨の髄まで届けます〜』(NHK BSプレミアム)がスタート。
また、品川庄司・品川ヒロシ監督の最新作「リスタート」に、EMILYが主演として抜擢。HONEBONEとしても劇中音楽・主題歌を担当しており、今作には主題歌「リスタート」、挿入歌「悲しいニュース」「一歩ずつ」を収録している。
主題歌「リスタート」は、シンガーソングライターを夢見て上京するも、意図せぬ有名アーティストとのスキャンダルによって傷つき、故郷に戻った主人公・未央の思いの丈を表現した楽曲だ。
「ここで歌っている私のことを笑いたいなら笑えばいいだろう もう私には何も見えてない この空以外何も」という歌詞には、大切な家族や仲間、生まれ育った故郷・北海道下川町の雄大で美しい自然に囲まれる中で徐々に心を取り戻していった未央の心情が反映されている。
今回の発表に際して、EMILYは「監督の発注に忠実に作ったつもりが、結局全部HONEBONEっぽいんですよね。未央と自分が重なりすぎて、どっちがどっちなのか分からなくなりそうでした」と明かした。品川監督が自ら手掛けた「リスタート」MVと、メンバー2人からのコメント全文は下記を参照。
動画
HONEBONE「リスタート」MV
EMILY コメント
品川監督から歌の依頼を受け、「これって主題歌ってことですか!?」と聞くと「そうだよ」とクールな答え。また一つ、夢を叶えさせてもらいました。昔から映画の主題歌をやりたいと思っていたんです。
監督の発注に忠実に作ったつもりが、結局全部HONEBONEっぽいんですよね。未央と自分が重なりすぎて、どっちがどっちなのか分からなくなりそうでした。
特に「リスタート」という曲は、この作品に関わった全ての人の気持ちを代弁できたんじゃないかなと思っています。
KAWAGUCHI コメント
台本を何回も読み、未央が家族や仲間からもらった言葉をお借りして、「リスタート」という曲ができました。映画を観た後で聴くと、彼女が踏み出した一歩を思い出して勇気が出てくる…そんな曲になっていたらいいなと思います。
3曲すべてに、ちょっとひねくれてるけど素直でまっすぐな未央(というかEMILY)の性格が反映されています。
リリース情報
『リスタート』EP
2021年6月30日(水)配信開始
WEB
公式サイト:https://www.honebone.net/
映画「リスタート」公式サイト:https://restart.official-movie.com/