現在放送中の連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合)で、ヒロイン・百音(清原果耶)の幼なじみであり、地元・気仙沼で若き漁師として奮闘する及川亮役を演じる永瀬廉(King & Prince)さん。
本日7月9日(金)放送の第40話では、長い間抱えてきた苦悩を吐露した父・新次(浅野忠信)と息子・亮がぶつかり合った翌日の永浦家が描かれた。百音が気象予報士試験の勉強をする横で、にぎやかにボードゲームを楽しむ亮や明日美(恒松祐里)ら幼なじみたち。
百音から連絡をもらい、本当は亮を心配して集まったのだが、それは決して口にしない。すると、ふとしたきっかけで亮が自分たちの将来について語り始める。「過去に縛られたまんまで何になる」「俺らが前を向くしかない」と。その言葉に同意するような、強い意志を感じさせた百音たちの将来は果たしてどうなっていくのか…。
第8週で顕著になったように、劇中ではわだかまりのある新次と亮だが、撮影時以外では「浅野さんに絶賛ギャップ萌え中です」と微笑ましいエピソードを明かした永瀬さん。新次に抱える思いや、浅野さんとの共演についてお話をお聞きしました。
◆父・新次が立ち直れていない状況をどう感じますか?
息子として、受け止めきれてはいないのではないでしょうか。だからこそ、立ち直ってほしいと思っているはず。亮があんなに自分の気持ちを出したのはめずらしいですよね。今は立ち直るのが難しい、それでもいつかは…とお父さんを信じていると思います。
◆第40話は、亮の発するせりふが見どころのひとつでもあったと思います。
人一倍つらい亮が言うせりふには「悩んでいた彼の気持ちが凝縮されているな」と感じます。亮が言うから説得力があるし、心に刺さるシーンでした。台本を読んでいて僕自身にも刺さりましたし、見てくださった皆さんにも刺さっていたらうれしいです。
◆浅野さんとの共演については、いかがですか?
浅野さんは他の作品での役柄のイメージが強く、勝手ながら最初はとても怖いイメージした(笑)。でも実際にお話しすると、ほんわかしていて腰が低い方で、僕の話もたくさん聞いてくださり、絶賛ギャップ萌え中です。
浅野さんの若い頃や学生時代の話などもお話してくださったのですが、本当に父親の話を聞いている気分になりました。演技についてのお話もしたのですが、親身になって僕の相談に乗ってくださって、思わず抱きつきたくなりましたね(笑)。
番組情報
連続テレビ小説『おかえりモネ』
NHK総合ほか
毎週月〜土曜日 前8・00〜8・15ほか
©NHK