2009年のユニット結成以来、女性声優ユニットとしてシーンの最前線を走り続けてきたスフィア(寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生)が、8月22日(日)に声優ユニットとしては初となる3Dモデル化したバーチャルライブを開催することが発表された。この新しい試みを通して、彼女たちが目指すライブとは――。メンバー4人に、見どころと現在の意気込みを独占インタビュー!
◆まず、バーチャルライブがどういうものなのか、説明してもらえますか?
寿:普段のリアルな会場でライブをするのとは違って、みんながバーチャル空間で1つの会場に集まり、バーチャルな私たちスフィアがライブをします。お客さんはそのバーチャルな空間で、誰もが最前列の席でライブを楽しんでもらえる利点がありますね。
高垣:VRで楽しんでいただくためにはそれ用のゴーグルが必要なんですが、スマホやタブレットでも360度の映像が楽しめたり、ブラウザで通常のライブ映像みたいな形で楽しんでいただけます。
◆バーチャルキャラクターのスフィアがライブを繰り広げるわけですね。
寿: VTuberさんのようなキャラクターになった私たちがバーチャル空間の中で動くんですけど、その動きがすごくリアルできれいなので、きっとその世界に没入して楽しんでもらえると思います。
戸松:実際に私たちもVRのライブを体験させてもらったんですが、とにかく“この席、最高かよ!”という感じで、ホントに最前列のど真ん中でライブを体感できるんです! 360度自由に視点を切り替えられますし、手を伸ばせばアーティストに触れられそうな近さで、実際にその空間にいるんじゃないかと錯覚するぐらい。見終わった後、ゴーグルを外して私が最初に言った言葉は「この世界から出たくない!」でした(笑)。
豊崎:スフィアは今、(寿)美菜子ちゃんがイギリスに住んでいるので、4人そろってライブをするのが難しい状況で。そうした中で、バーチャルとは言え4人でライブをする機会を頂けて、とてもうれしいです。今は、世の中的にみんなで集まったり声を出して応援することが難しいですが、バーチャルなら皆さん好きな場所にいながら参加できるので、気兼ねなく楽しんでもらえると思います。