テレビ朝日系超人気シリーズ『科捜研の女』。放送開始から20年超え、これまでに解決していた事件の数は250件を超える“科学捜査ミステリー”の最高峰が、ついに「科捜研の女 -劇場版-」として9月3日(金)に全国公開する。
主人公・榊マリコ(※榊の字は正しくは木へんに神)役の沢口靖子、マリコとバディーを組む京都府警の土門薫刑事役・内藤剛志をはじめ、テレビシリーズのレギュラーキャスト10人が勢ぞろいで<世界同時多発不審死事件>に挑む。
現在、動画配信プラットフォーム「TELASA」では累計254話が一挙配信され、ファン投票キャンペーンの「あなたの推しエピソード総選挙!」が実施中。上位にランクインした作品は、テレビ朝日(関東ローカルのみ)でのリピート放送がされるという。そこでキャンペーン後半を楽しむため、歴代のレギュラーキャストのお薦めエピソードを紹介。2回目は、科学鑑定監察所の監察官でありマリコの父・榊伊知郎(小野武彦)。
<榊伊知郎とは?>
榊伊知郎は、主人公・榊マリコの父親であり、京都府警科学捜査研究所 化学担当としてシーズン6の第1話で初登場。前任者の宮前守から所長を引き継ぎ、マリコと同じ職場で鑑定に当たっていた。2011年の新春スペシャルでは、新設される「科学鑑定監察所」へと異動になり、現職に至る。
若いころは家庭をあまり省みず、マリコからは嫌味を言われるものの、「科学はうそをつかない」というマリコのモットーは、もともと伊知郎から引き継いだもの。今では働くマリコを尊敬し、父として、そして科学者として事件に向き合うマリコのよき理解者になっている。
劇場版では、科捜研が挑む事件鑑定の正当性を精査するため、監察官の立場としてマリコたち科捜研を追及。親子の関係を越えて対峙する2人、それぞれの立場で事件と向き合う姿に注目だ。
<榊伊知郎のおすすめエピソードは?>
シーズン6第8話
「15年前の鑑定ミス!?マリコの父が殺人犯」
桂川で身元不明の男の刺殺体が見つかった。現場に駆け付けたマリコたちは、死体の腕についていたやけど跡に気づく。そのやけどは、15年前伊知郎の友人である大学教授の小山内が発掘した、大和朝廷時代に造られたとされる、貴重な石印「大和石」によって焼き付けられたものだった。
当時、遺跡鑑定も行っていた伊知郎は、小山内の依頼を受け石印の鑑定をするが、偽物だったことが判明。さらにその数日後、小山内は自殺し、発掘された石印は処分されてしまう。友人を自殺へと追い込んでしまったことを長年責め続けていた伊知郎。なぜ15年前に処分されたはずの石印の印影が、今になって刺殺体についていたのか…。長い間ベールに包まれていた事件の真相、そして謎の刺殺体を巡る事件を最新の科学技術で解明していく。家族を思い合う気持ちから起きた悲劇の連鎖、そして言葉では伝え切れない愛の温かさを感じるエピソードとなっている。
『科捜研の⼥ -劇場版-』公開記念 あなたの推しエピソード総選挙! キャンペーン
https://kasouken-movie.com/campaign/
『科捜研の女 -劇場版-』
2021年9月3日(金)より全国公開
(STAFF&CAST)
脚本:櫻井武晴 音楽:川井憲次 監督:兼﨑涼介
出演:沢口靖子、内藤剛志、佐々木蔵之介、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、佐津川愛美、渡部秀、山本ひかる、石井一彰、渡辺いっけい、小野武彦、戸田菜穂、田中健、野村宏伸、山崎一、長田成哉、奥田恵梨華、崎本大海
(STORY)
京都、ロンドン、トロント…「助けて」と叫びながら高所から飛び降りたのは、全員が科学者だった。だが、犯罪につながる物的証拠はゼロ。各地で自殺として処理されようとしていたが、榊マリコ(沢口)をはじめとする科学捜査研究所のスペシャリストたちと捜査一課の土門刑事(内藤)、解剖医の風丘教授(若村)らは、半ば強引に捜査を進めていた。やがてマリコたちは、「未知の細菌」の発見で世界的に脚光を集める天才科学者・加賀野亘(佐々木)にたどりつく。だが、加賀野には鉄壁のアリバイが存在するのだった…。スクリーンに散りばめられた謎を解かなければ、死の連鎖は止められない!
公式HP:https://www.kasouken-movie.com
©2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会