シリーズ累計200万部を超える、はやみねかおるの推理小説「都会のトム&ソーヤ」が実写映画化され、7月30日(金)より公開される。一見ごく普通だが実は類まれなるサバイバル能力を持つ中学生・内藤内人が、財閥の御曹司である秀才の同級生・竜王創也と共に謎解きゲームのクリアを目指し、街中で推理と冒険を繰り広げる本作。主演を務めるのは、気鋭の若手俳優・城桧吏さん。今作の見どころ、そして撮影中のエピソードをたっぷりと語っていただきました!
◆映画「都会のトム&ソーヤ」は、絶大な人気を誇るジュブナイルミステリー小説が原作です。
小学生の時によく読んでいました。学校の図書室に置いてあったんです。表紙の内人と創也のかわいいイラストに惹かれて、手にしたのが最初でした。僕は普段あまり本を読まないのですが、この「マチトム」シリーズは、普通の中学生がいろんなところに忍び込んで冒険するのが面白くて。それに、わくわくするシーンもたくさんあるのですらすらと読めてしまうんです。一度読み始めると、一気に引き寄せられる魅力があるなと感じていました。
◆その愛読書の主人公である内人役を演じることになって、驚いたのでは?
びっくりしました(笑)。しかも、内人はサバイバル能力があるキャラクターなので、撮影がすごく楽しみになりました。シナリオを読んだら「マチトム」らしい、ちょっと不思議な世界観が見事に盛り込まれていて。“これが映像になったらどんな感じになるんだろう”とわくわくが止まらなかったです。
◆劇中には原作同様たくさんの謎が出てきますが、城さんは解くことができましたか?
いえ、ほとんど分かりませんでした(苦笑)。特に今作はリアル脱出ゲームの要素が強いんです。問題の中にヒントが隠されているだけじゃなく、生活や身の回りの環境の中から答えを導き出すところもあったので、本当に難しくて。いろんなことを学べてよかったです。