11月3日(水・祝)よりBunkamuraシアターコクーンで上演される、COCOON PRODUCTION 2021+大人計画「パ・ラパパンパン」のメインビジュアルが解禁された。
「パ・ラパパンパン」は、2020年1月にシアターコクーンの芸術監督に就任した松尾スズキが新たに演出を手掛ける、現実と物語が交錯するゴージャスでファンタジックなミステリーコメディ。脚本は藤本有紀が担当し、松尾は今回初めてシアターコクーンで自作以外の戯曲演出に挑戦する。
キャストは主演の松たか子を筆頭に、神木隆之介、大東駿介、皆川猿時、早見あかり、小松和重、菅原永二、村杉蝉之介、宍戸美和公、少路勇介、川嶋由莉、片岡正二郎、オクイシュージ、筒井真理子、坂井真紀、小日向文世とそうそうたるエンターテイナーが集結する。
解禁されたメインビジュアルは、画家・絵本作家のヒグチユウコの描き下ろし。かわいさとダークさが混在した童話風の絵柄が特徴で、動植物や少女を細密に描き、特に擬人化した猫をモチーフとした画風で、女性を中心に圧倒的な人気を誇るヒグチ。以前よりファンを公言していた松尾たっての希望で今回のコラボが実現した。
ビジュアルには、主人公のティーン向け小説家(松)と、その担当編集者(神木)、極悪非道の貸金業者・スクルージ(小日向)が、19世紀のロンドンを思わせる衣装で描かれている。そして、ヒグチの描く人気キャラクター・ひとつめちゃんと黒猫も描かれている。
<あらすじ>
鳴かず飛ばずのティーン向け小説家(松たか子)は困っていた。つい雰囲気に流されて、書き方も分からない「本格ミステリーを書く!」と宣言してしまったのだ。
担当編集者(神木隆之介)はあきれながらも構想を尋ねると、どれも見事にアガサ・クリスティーの超有名なミステリーのパクリや犯人が一瞬で分かる設定。あれこれ修正すると作家は逆ギレする始末。
仕方なく編集者は構想を手伝うことにする。作家は壮大なイメージだけは描いており、世間はクリスマスシーズンという思い付きから「クリスマス・キャロル」の世界を舞台にし、そこに登場する極悪非道の貸金業者・スクルージ(小日向文世)が殺されるというミステリーを考え始める。
やっと書き終えたと安心して寝ようとした瞬間、「彼は犯人じゃない!!!」と気づいてしまう。書き直しをしようと慌てて編集者に連絡を取ろうとしたその時、現実でも事件が起こる――。
公演概要
COCOON PRODUCTION 2021+大人計画「パ・ラパパンパン」
演出:松尾スズキ
作:藤本有紀
宣伝イラスト:ヒグチユウコ
出演:松たか子、神木隆之介、大東駿介、皆川猿時、早見あかり、小松和重、菅原永二、村杉蝉之介、宍戸美和公、少路勇介、川嶋由莉、片岡正二郎、オクイシュージ、筒井真理子、坂井真紀、小日向文世
企画・製作:Bunkamura 大人計画
■東京公演
2021年11月3日(水・祝)~11月28日(日)
会場:Bunkamura シアターコクーン
■大阪公演
2021年12月4日(土)〜12月12日(日)
会場:森ノ宮ピロティホール
公式HP:https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/21_parumpum.html