NHK・SDGsキャンペーン「未来へ17アクション」の一環として、次世代を担う幼児や青少年に向けて展開中のSDGs番組シリーズ『ひろがれ!いろとりどり』。学校でも家庭でも楽しめる3つのエンターテインメント番組を週替わりで放送しており、出川は毎月第1月曜日放送の『出川哲朗のクイズほぉ~スクール』に、山之内は毎月第2月曜日放送の『ぼくドコ』に出演している。
今回のイベントには、全国の新聞社からこども記者が参加。家庭や学校での学びを応援する教育サービス「NHK for school」の映像教材を鑑賞し、出川、山之内とともに感じたことをディスカッションしていく。
SDGsを学ぶ子どもたちについて、山之内は「子どもたちにとって、SDGsという言葉は私たち(大人)よりも聞きなれている言葉になっていると思います。子どもたちからお父さんお母さんたちへ『もっとこうしたほうがいいんじゃないか』『これはダメって学校で習ったよ』って伝える役割を担ってほしいなって思います」とコメント。
出川は「僕やすずちゃん、タレントがもっと頑張ります。それが(SDGsを学ぶ)きっかけになってほしい」と意気込みを述べた。
SDGsの17の目標を知ることができる「SDGsのうた」の歌詞にちなみ、普段の生活で変えていきたい点を問われると、出川は「余計なものを買わないようにします」と。「お菓子とかも多めに買っちゃうんですよ。でも、買う前に1回考えるっていうことをしたい」と自分なりの目標を掲げる。
山之内は「スーパーでレジ袋をもらってしまったりと、小さいことを積み重ねてきてしまったので、その辺を減らしていこうと思っています」と。続けて「買い物をする側として選び方を気を付けるっていうのは企業の方にもつながると思うので。(行動を)発信をしつつ、広めていくことにちょっとでも貢献できたら」と意欲を示した。
また、こども記者の「(SDGs)17目標のうち、どの目標を意識したいと思いましたか」という質問に、山之内は「『全ての人に健康と福祉を』を意識していきたい」と。「世界的に見ても、みんなが生きやすく平等に楽しめて、健康に生きていけるような社会になればいいなと思っています」とSDGs達成を目指す世界への希望を表す。
いっぽう、出川は「人や国の不平等をなくそう」を選択。「みんな同じ人間なんだっていうことを。人間には上とか下とかないんだっていうことを、子どもたちみんなにもわかってもらいたいですね」とメッセージを寄せた。
その後も、出川、山之内、子ども記者はSDGsをテーマにそれぞれが制作した「SDGsかるた」を披露するなど、SDGsへの学びを深めていった。
番組情報
『ひろがれ!いろとりどり』
Eテレ
毎週(月) 後7・25~7・55
第1週:『出川哲朗のクイズほぉ~スクール』
第2週:『ぼくドコ』
第3週:『応援!みんなのチャレンジ』
WEB
「NHK for School」公式サイト:https://www.nhk.or.jp/school/
『ひろがれ!いろとりどり』公式サイト:https://www.nhk.or.jp/irotoridori/
この番組の写真
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