間宮祥太朗が“史上最弱の強盗”に SPドラマ『バンクオーバー』放送決定 共演に上白石萌歌、脚本は森ハヤシ

ドラマ
2021年08月24日

『バンクオーバー! ~史上最弱の強盗~』

間宮祥太朗主演のスペシャルドラマ『バンクオーバー!~史上最弱の強盗~』(日本テレビ系)が9月19日、26日(日)の2週に渡って放送されることが決定した。

本作は、のっぴきならない事情を抱えた主人公・佐助(間宮)が銀行強盗に入るも、そこでもう1組の銀行強盗と鉢合わせするというありえない設定で描かれるサスペンスコメディー。たまたま銀行に居合わせた女弁護士・さくら役で上白石萌歌が出演する。

銀行強盗と鉢合わせし、このままでは計画が失敗に終わってしまうと思った佐助が「金を持ち帰るのにふさわしいのはどっちか、話し合いで決めませんか?」と提案。そこから、人質たちも巻き込んだ奇妙な議論が始まり、次第に登場人物たちの“ウラ事情”が明かされていく。ラストでは、登場人物全員の本来の姿が明らかになるとともに、全ての伏線が回収され、スカッと気持ちのいい大どんでん返しが待っている。

脚本を担当するのは、卓越したギャグセンスでコメディに定評のある元芸人の脚本家・森ハヤシ。昨年、森が脚本を担当したスペシャルドラマ『ダブルブッキング』では、鮮やかな伏線回収とまさかのサスペンス展開が話題になったが、今回も『ダブルブッキング』の制作陣が再結集している。

間宮祥太朗 コメント

なかなか先の読めない予想外の展開が繰り広げられるので、あっという間に脚本を読み終わりました。自分が演じる猿渡佐助に関しては、その展開の真ん中で右往左往する人物なので、視聴者の方々へのリード役となれればと思いました。役作りについては、水野(格)監督と話をし、衣装合わせなどで想像を膨らませつつも、現場に入ってみないと分からない要素が多い気がしています。上白石萌歌さんとは2度目の共演なので、安心感もありますし、きっと楽しんでフルスロットルに演じてくれるのではないかなと思っています。ほとんどワンシチュエーションに近い形で進行される物語なので、会話や展開で楽しませていく事のハードルの高さは少々感じていますが、自分自身も現場でどのような不確定要素が飛び込んでくるかを楽しみにしています。

上白石萌歌 コメント

大木さくら役を演じます、上白石萌歌です。
脚本を読んだときは、ぶっ飛んだテイストと、ページをめくるたびに点と点が線になっていく物語の面白さに思わずニヤニヤしてしまいました。
主演の間宮祥太朗さんとは、以前血のつながった兄妹役でご一緒したことがあるので、このような形でまた共演させていただけることがとても楽しみです。
きっと笑いのビタミンを皆さんにお届けできると思います。お楽しみに!

脚本・森ハヤシ コメント

構想3年、じっくりコトコト煮込んできた作品が日の目を見る事になり、大変うれしく思います。深いテーマ性がある訳でもなければ社会に一石を投じようとした訳でもなく、ただただ笑ってもらいたい一心で作りました。テレビの前でツッコミをいれながら、楽しく見ていただければ幸いです。

日本テレビ 情報・制作局 演出・水野格 コメント

このお話は、かつて僕が『月曜から夜ふかし』のディレクターをやっている時に思い付いたものです。当時僕は、番組のロケで全国津々浦々、多種多様な方々にインタビューをさせていただいたのですが、その際、見た目は奇抜だけどしゃべってみると超常識人だったとか、逆に地味な見た目だけどスゴく過激な言動をする人だったとか、たくさんの「見かけによらない人々」に出会い、「人間見た目だけじゃ判断できないなあ」と思った体験が基になっています。
そんなこのドラマが「多様性」を大事にしたい今の時代に世に出るということは、何か意義を感じるし、見終わった後に何か感じ取っていただけるものがあれば大変うれしいです。とはいえ、一番は純粋に楽しんでいただく事なので、ぜひ気軽に見ていただいて、笑ったり驚いたりして、最後「ああ、楽しいドラマだったな」と思っていただけたら、こんなにうれしいことはありません。

『バンクオーバー!~史上最弱の強盗~』
日本テレビ系
2021年9月19日、26日(日)放送

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