相葉雅紀が3年ぶり連ドラ主演 大石静脚本『和田家の男たち』でネットニュース記者に 佐々木蔵之介、段田安則が共演

ドラマ
2021年09月01日

『和田家の男たち』

相葉雅紀が、10月スタートの新ドラマ『和田家の男たち』(テレビ朝日系 毎週(金)後11・15~深0・15ほか)で主演務めることが決定。さらに佐々木蔵之介、段田安則の共演も発表された。

本作は、ネットニュースの記者、テレビ局報道マンの父、新聞記者の祖父と3世代がそれぞれ異なったメディアに携わっている“マスコミ一家”の「和田家」を舞台に、男だらけの家族が織り成す異色のホームドラマ。大石静が脚本を担当し、今春、大きな話題を呼んだ『あのときキスしておけば』からは一転、男ばかりの“令和の家族の姿”を描き出す。

『僕とシッポと神楽坂』(2018)以来、3年ぶりに連続ドラマ主演を務める相葉は、15年勤めた会社がコロナ禍で突然倒産し、デリバリーサービスの配達員となった37歳の男・和田優を演じる。ひょんなことから、20数年ぶりに祖父・寛(段田)と再会を果たし、さらに疎遠になっていた父・秀平(佐々木)に「一緒に住まないか」と提案されたことで、3人はひとつ屋根の下で一緒に生活することに。デリバリー配達員を続けながら、和田家の家事全般を担っていたある日、優は大学の後輩のつてでネットニュース編集部の記者として記事を書き始める。

佐々木が演じるテレビ局の報道番組『フロンティアニュース』の総合プロデューサーを務める秀平は、亡くなった優の母・りえの再婚相手。25年前にりえが亡くなって以来、血のつながらない優を男手一つで育ててきたが、テレビ局の報道マンとして昼夜問わず忙しい日々を送っていたため、家の中のたいていのことは優がこなし、結果的に息子は家事一切が万能な青年へと成長。その後、大学卒業と同時に独立した優とは、別々に生活し、コロナ禍においてなんとなく音信不通になっていたものの、ひょんなことから再会し、一緒に暮らすことになる。

そして段田が演じる秀平の父で優の祖父・寛は、元新聞社の社長で現在は論説委員としてコラムを寄稿しているという“新聞界のレジェンド”ともいうべきマスコミ人。ひとくくりに「マスコミ」といえども、三者三様に異なる職業倫理、価値観、矜持を持つ「和田家」の面々。そんな彼らが日々の食卓を主な舞台に、事件の大小を問わず、それぞれのメディアの立場から、意見を闘わせ、時代と対峙していく。

本作では、テンポの良い会話劇も大きな見どころの1つ。さらに3人の男たちが突然一緒に暮らすことになったきっかけ、そして優の亡き母・りえの死の真相にもある秘密が隠されている。

相葉雅紀(和田優役)コメント

今回の作品は、台本のせりふ一つ一つが思いもよらない伏線になっていたり、コメディー的な部分とシリアスな部分の対比が絶妙で、こんなふうに言ったら大石さんに怒られるかもしれないですけど(笑)、とても面白いんです!
僕が演じる和田優が、しばらく会っていなかった父、祖父と再会し、まさかの男3人暮らしをスタートさせる中で、少しずつ打ち解けながら、記者としても成長していくといった物語になっていますので、優と一緒に僕自身も回を重ねながら成長していきたいと思っています。
また、今回の作品では大先輩の段田安則さん、佐々木蔵之介さんとご一緒できるという事も、とても楽しみです。蔵之介さんとはドラマでは初共演なのですが、作品を拝見すると、どんな役も演じられて、とてもセクシーで、優しくてすてきな方だという印象を抱いています。段田さんとは20年前に連続ドラマで共演させていただきました。嵐になって初めて出させていただいた作品だったのですが、それ以来、20年ぶりにご一緒させていただくので、うれしい気持ちでいっぱいです。
3年間、連続ドラマの現場から離れていましたが、戻ってきました! マスコミという珍しい題材のドラマですが、皆さんの金曜の夜の癒やしになれたらうれしく思います。全力を尽くし、全てを出し切るつもりで頑張ります!

佐々木蔵之介(和田秀平役)コメント

このドラマでは、報道に関わる三者三様の「この時代をどう生き抜くか」ということが描かれていると思います。それぞれの年齢、キャリア、社会的立場によっていろいろな価値観がある中で、“ホームドラマ”ということで、食卓を囲みながら、その価値観をぶつけ合っていく、今までにない感じが面白いな、と感じました。この3人の家族も、これまでにあまり顔を合わせていなかったんですけど、コロナ禍だからこそ3人が顔を合わせてそれぞれがお互いのことを見聞き知って、助け合いながら生きていくような、未来に向かっていくような、そんなすてきなお話だなと思いました。
僕が演じるのはニュース番組のプロデューサー。カッコいい役ではあるんですが、想像がつかないなあ…(笑)。報道マンとしての彼の矜持であるとか、使命であるとか、彼の礎がどのようなものか考えながら気概を持って演じていこうと思います。
相葉さんが演じる優は出会う人、一人一人に対して丁寧に親身に接しその人を尊重し、その人の思うことを受け入れて、そして聞き上手で癒やしてあげる、まさに名前のとおり、優しい人間で、相葉さんにぴったりだなと思いながら台本を読みました。
段田さんが演じる寛は、揺るぎない精神を持ったとてもまさにかっこよくチャーミングな役。段田さんしか成し得ない、嫉妬を覚えるぐらい面白い役だと思います。心強い仲間と3人で一緒にやれることが、楽しみですし、幸せです。
とても面白い、豊かなドラマになると思いますので、もしよろしければご家族で楽しんでいただけたらと思います。

段田安則(和田寛役)コメント

最初に台本を読んだときから「面白い作品だな」と感じました。男3人で暮らす、というその“男”の中に僕が入っていいのかな、とちょっと驚きはしましたけどね(笑)。
僕が演じる和田寛は“新聞界のレジェンド”と呼ばれる人物で、女性にもよくモテる。僕も女性はもちろん大好きですけど、「よくモテる」という部分に関しては、これからしっかりと準備をして臨まないといけないな、と思っておりまして…。“新聞界のレジェンド”たる貫禄と、女性を魅了するフェロモン、というこの2つの高い壁に挑んでいこうと、今、固く決意をしたところであります。
俳優というのは、普段の自分ではないものになれる、その落差が楽しくもあるわけですので、犯罪者を演じることもあれば、その犯罪者を追う刑事になることもある――そんな経験の一つとして、今回の和田寛というキャラクターを演じたいと思います。
相葉君とは、20年ほど前にドラマでご一緒して以来、久しぶりの共演です。蔵之介さんともしっかりと一緒にお芝居するのはほぼ初めてなので、とても楽しみにしています。相葉くんのおじいちゃんには見えなくもないかもしれないけど、蔵之介さんのお父さんに見えるかな…と、そこは少し心配ではありますが…(笑)。
親子三代にわたる男たちの物語、最近ではなかなかなさそうな作品ですが、とっても面白そうです。僕が視聴者なら絶対に見ます! ぜひ楽しみになさってください。

<主な登場人物>

■和田優…相葉雅紀
コロナ禍で15年勤めた会社が突然倒産。デリバリーサービスの配達員をしながら生活をする37歳。配達先でたまたま、20年以上ぶりに祖父・寛と再会を果たし、さらに父・秀平も居合わせたことから、3人で暮らすことになる。秀平は25年前に亡くなった母・りえの再婚相手。優が10歳のとき、「好きな人がいる」と告白され、母の幸せを願い、再婚を認めた。しかし再婚後、両親ともにテレビ局で働き多忙を極めていたため、家のこと全般は優が担うことに。その結果、たいていの家事はこなせるようになっていた。
デリバリーの配達員を続けながら和田家で暮らし始めた矢先、大学の後輩のつてでネットニュース編集部の記者として新たな道を歩むことになる。

■和田秀平…佐々木蔵之介
優の父。血はつながっていない。テレビ局に勤務し、報道番組『フロンティアニュース』の総合プロデューサーを務めている。27年前、先輩記者だった優の母・りえに恋をし、結婚。しかしほどなくして事故でりえを亡くしてしまう。
大学卒業と就職を機に家を出て疎遠気味になっていた優と再び一緒に暮らすようになり、同じマスコミに携わる人間として価値観の議論を戦わせていく。

■和田寛…段田安則
秀平の父で、優の義理の祖父。長く新聞記者を務め、大手新聞社の社長にまで登りつめる。しかし任期途中で部下の不祥事の責任を取り、辞任。現在は論説委員として週に一回コラムを寄稿している。妻を亡くして以来一人だが、女性の影が跡を絶たない。
新聞記者としての矜持を今でも持ち続け、テレビマンの秀平、ネットニュース記者の優の取材、報道へのスタンスには常に苦言を呈している。

『和田家の男たち』
テレビ朝日系
2021年10月スタート
毎週(金)後11・15~深0・15ほか

<キャスト>
和田優…相葉雅紀
和田秀平…佐々木蔵之介
和田寛…段田安則

<スタッフ>
脚本:大石静ほか
音楽:ワンミュージック
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー:残間理央(テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)、布施等(MMJ)
監督:深川栄洋ほか
制作:テレビ朝日、MMJ

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