映画大好き芸人のこがけんが、9月17日(金)に『金曜ロードショー』(日本テレビ系 後9・00~10・54)で放送される「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」の見どころを語った。
本作は、スティーヴン・スピルバーグ監督作『ジュラシック・パーク』シリーズの第2弾。物語は1作目の4年後、ソルナ島に極秘で作られた生きた恐竜のテーマパーク“ジュラシック・パーク”が舞台。パークの閉鎖後も繁殖を続け、独自の生態系を築いていた恐竜たちと人間との戦いを描く。
なお『金曜ロードショー』の直前に放送される『まもなく金曜ロードショー』(後8・54/関東ローカル)でも、こがけんが得意の映画ものまねも交えて作品を紹介する。
こがけん コメント
恐竜がよりリアルに
「ロストワールド/ジュラシック・パーク」、面白い作品ですね。これ単体で見ても十分楽しめます!
この作品の魅力は何と言っても、前作の一作目から4年、CGの技術も格段に上がってよりリアルになった恐竜の迫力ですね。
前作で1体出てきたティラノサウルスもこちらでは2体出てきて、しかもその2体は夫婦だったりと見応え抜群です。
ティラノサウルスやヴェロキラプトルの他にもステゴサウルスなどの登場に興奮すること間違いなしです。大きな恐竜はさることながら、より繊細な小さな恐竜を描けるようになってるんですね。
人間ドラマも魅力的
今作の魅力は恐竜だけじゃないんです。今作はたくさんの登場人物が出てきます。
恐竜を捕獲しようとする悪いヤツも出てきます。非常にやっかいな話ですが、やっかいなのは彼らだけじゃないんです。
実は主人公グループのメンバーも一癖も二癖もあるんですね。とにかくそれぞれの主張が強くて人の忠告を聞かないんですよ。もうね、主人公グループの足並みがうそだろってぐらいそろわないんです(笑)。
のちに、悪い恐竜ハンターたちと同盟を組んで脱出しようともくろむんですが、恐竜という脅威を前に、人間側が全く一致団結できないんですね! これは困りました!
そういう意味で、恐竜だけでなく、人間の愚かさや身勝手さに焦点を当てているのも本作の魅力の一つですね。
これはリアルの世界でも、共通の脅威に対してなかなか団結できない我々が抱える問題にも通じるものがあるかもしれません。
特に注目のシーンは…
ティラノサウルスを怒らせて、主人公たちが乗っていたトレーラーごと崖から落とされそうになるシーンですね。ティラノサウルスが一度いなくなって、その間に仲間が助けてくれようとするんです。まるでミルフィーユのようにピンチが重なるんですね。絶体絶命とはまさにこのことで一体どんな結末が待っているのか非常に見ものです。
予告で見た方もいるかもしれませんが、ティラノサウルスがサンディエゴの街で大暴れするシーンがあります。なぜあんなことになってしまったんでしょう。
街で恐竜が大暴れするというのは、ゴジラなどの怪獣パニックものにも通じるものがあって興奮しちゃいますよね。
人間の愚かさにヤキモキ、恐竜にハラハラと、とても楽しい作品になってます!!
『金曜ロードショー』
日本テレビ系
「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」
2021年9月17日(金)後9・00~10・54
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