『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で、9月24日(金)から2週連続で「インディ・ジョーンズ」シリーズを放送。24日(金)放送のシリーズ2作目「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」の見どころを映画大好き芸人・こがけんが語った。
「インディ・ジョーンズ」シリーズはスティーブン・スピルバーグ監督&ジョージ・ルーカス製作総指揮という夢のタッグで作られたアドベンチャー映画の最高峰。
1984年に公開された「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」は、上海でマフィアとトラブルになり、クラブ歌手のウィリーと、少年助手のショート・ラウンドと共に逃げ出したインディが、インドの山奥に不時着するところから物語は始まる。
『金曜ロードショー』の直前に放送される『まもなく金曜ロードショー』(日本テレビ 後8・54)では、こがけんが得意の“映画ものまね”を交えて作品を紹介する。
こがけん コメント
◆この作品の魅力とは?
ハリソン・フォードが演じるインディ・ジョーンズその人ですね!
彼の片方の口角を上げる不敵な笑みが最高に魅力的なんですよね。見た後、必ずこの顔を試したくなるくらいにカッコいいんですね。
タキシードをパリッと着て悪いヤツらと取引するシーンから始まる本作。その格好や雰囲気から「007」を連想する方もいるかもしれません。それもそのはず、スピルバーグは大の「007」好きで、インディ・ジョーンズはそもそもスピルバーグ版の「007」ともいえる作品だからですね。面白いですよね。そして、他の作品を含め、何度となくこういう敵との駆け引きがありますがうまくいった試しがないんですよ(笑)。言っても考古学者さんで博識なので、一手二手先ぐらいを考えててもおかしくないと思うんですが、結局行き当たりばったりのドタバタ劇になる…そこがインディ・ジョーンズは面白いんですね。
そして、この作品はこのシリーズの中でも、かなり怖いです。これは、監督のスピルバーグ自身が怖すぎたと言うほど、折り紙付きなんですね。僕も小学生の時に見て怖かったですね、ただ、それ以上に面白くて目が離せませんでした。パンコット宮殿というところに行くんですが、そこで出てくる宮廷料理の悪趣味なこと!(笑)皆さん、お食事中の方はぜひ手を止めて見た方がいいかもしれません。(ウィリーが寄り目で後ろに倒れる)
◆特に注目のシーンは…?
歌手ウィリーとのインディのシーンですね。実はインディとウィリーどちらもものすごく勝気な性格でプライド高いんですね。お互いひかれあってるのに、素直にできずお互い自分の部屋にこもっちゃうんですが、そのタイミングでインディは隠れてた敵に命を狙われるんです。倒した後で慌ててウィリーの部屋に行って敵がいないか確かめるんですけど、ウィリーはインディが自分に会いに来たと思ってる。この温度差が非常に面白いですね。シリアスと笑いを紙一重で両立させるスピルバーグならでは素晴らしい演出ですね。
そして、今回はインディ闇落ち回でもあるんですね。敵の魔術が原因なんですが、敵の操り人形になってしまうんですね。
そこで物語のキーになってくるのは何と言っても、キー・ホイ・クァン演じるショーティという相棒の少年です。彼は非常にインディを尊敬し慕ってる少年なんですが、この魔宮の伝説を一つのアクションアドベンチャーゲームに例えるならば、インディだけでなく、2Pのショーティがいなければクリアできないステージがたくさん出てきます。それぐらいに、ショーティは重要な存在なんですね。ぜひ注目して見ていただきたいです。
ちなみにキー・ホイ・クァンは、「グーニーズ」で発明好きのデータを演じた少年です。
終盤で、インディの「みんなで逃げよう」というセリフがあるんです。この後のシーンで“みんな”の意味が分かった時にきっとインディに惚れなおしてしまうと思います。そして、ウィリーとショーティとインディで擬似家族のような関係性になっているところも非常に面白い点ですね。
『金曜ロードショー』
日本テレビ系
「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
2021年9月24日(金)後9・00~11・19 ※25分拡大
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