9月25日(土)に最終回を迎える『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系 後10・00~11・00)で主演を務める唐沢寿明がクランクアップを迎えた現在の心境を語った。
『ボイスII』は、2019年7月に放送された『ボイス 110緊急指令室』の続編。緊急指令室“ECU”を舞台に、通報から“3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙”を掲げる捜査官たちの活躍を描くタイムリミットサスペンス。
最終回では、マスコミの注目が集まる中、久遠(安藤政信)が港東署に出頭。取り調べに当たった樋口(唐沢)とひかり(真木よう子)に、久遠は自分が送って来た人生について語りだす。
唐沢寿明 コメント
◆クランクアップを迎えた気持ちは?
終わったな…と。うれしいね。少し休めるかな(笑)。
◆『ボイスII』が、前作『ボイス』と違ったところは?
オリジナルの部分が多かったから、自由度が大きい分、難しいこともあるのですが、試行錯誤しながら作っていきました。
◆印象的だったのは?
安藤政信さんですね。素晴らしい俳優さんだなと思いました。普段からとても不思議な雰囲気があって、すごく魅力的でチャーミングな男だなと思いましたね。
◆心に残ったシーンは?
今回は透(増田貴久)が大変なことになったので、その一連のシーン展開は印象に残りました。本人も意気込みが違いました。本気なのだと感じました。現場で見ていても分かりましたし、画面にも出ていると思います。彼のある種の“覚悟”のようなものさえ見えました。
◆共演の真木よう子さんについて
彼女は進化していました。努力しているのだと思います。(努力を)やっている人とやっていない人とでは分かりますから。前回と同じでは嫌だという気持ちもあったのではないでしょうか。
◆『ボイス』『ボイスII』は唐沢さんにとってどんなドラマですか?
この仕事をお受けして、なるべくいい作品になるようにと自分なりに頑張ってきたつもりではありますが、それは視聴者の方が最終的に判断することですから、それが伝わればいいなと思ってやってきました。自分の信念でもありますしね。でも、こんな突拍子もない話を、不自然じゃないように見せるって大変ですよ(笑)。自分にとってこういう作品は、過去になかったですから。最後まで見ていただいた方々に楽しんでいただければいいなと思います。
『ボイスII 110緊急指令室』
日本テレビ系
毎週土曜 後10・00~10・54