9月24日(木・祝)に公開された映画「空白」が、公開4日間で興行収入5800万円を記録した。
本作は第43回日本アカデミー賞三冠を獲得した「新聞記者」(19)、「MOTHER マザー」(20)、「ヤクザと家族」(21)など、意欲的・挑戦的なテーマの作品を次々と生み出しているスターサンズが、「ヒメアノ~ル」(16)、「愛しのアイリーン」(18)、「BLUE/ブルー」(21)など衝撃とともにその才能を見せつけた?田恵輔監督とタッグを組み、主演・古田新太、共演・松坂桃李を迎えてオリジナル脚本で挑むヒューマンサスペンス。
中学生の少女がスーパーで万引を疑われ、店長に追いかけられた末に車にひかれて死亡してしまう。娘のことなど無関心だった少女の父親は、せめて彼女の無実を証明しようと、店長を激しく追及するうちに、その姿も言動も恐るべきモンスターと化し、関係する人々全員を追い詰めていく。見る者の心臓をあわだてる悪夢のような父親・添田充役を演じるのは古田。7年ぶりの映画主演作に挑む。松坂が、土下座しても泣いても決して許されず、人生を握りつぶされていくスーパーの店長・青柳直人を演じる。
9月24日(木・祝)に公開された本作は、公開4日間で興行収入5800万円を記録。男女比6:4、客層は20代からシニア。1人客から女性複数名、カップル・夫婦など幅広い客層となっている。公開初日には古田、松坂らが初日舞台あいさつに駆け付けた新宿ピカデリーをはじめ、グランドシネマサンシャイン、 TOHOシネマズ錦糸町、アップリンク吉祥寺、ミッドランドスクエアシネマなど、公開初日に満席回の出る好スタートを切った。
作品情報
「空白」
公開中
公式サイト:kuhaku-movie.com
©2021『空白』製作委員会