声優・小澤亜李と天城サリーがハマっているものは…? “Wひめな”の活躍に期待! アニメ『やくならマグカップも 二番窯』

特集・インタビュー
2021年09月30日

小澤亜李&天城サリー『やくならマグカップも 二番窯』インタビュー

岐阜県多治見市を舞台に、陶芸の世界にのめり込んでいく高校生の豊川姫乃と、彼女と共に学園ライフを送る仲間との友情を描いたTVアニメ『やくならマグカップも』。今年4月に放送を開始し、大好評を得たこの作品の第2弾『やくならマグカップも 二番窯』が早くも放送決定。今作では、ヒロイン・姫乃の亡き母親であり、伝説の陶芸家・土岐川姫菜がついに登場。また、陶芸の魅力に惹かれ、メキシコからやってきたヒメナ・バルデスも新たなキャラクターとして仲間に加わる。そこで、Wひめなを演じる小澤亜李さんと天城サリーさんに、作品への思いと見どころをたっぷり語ってもらいました!

 

◆いよいよ『やくならマグカップも 二番窯』の放送がスタートします。お2人は第2期からの参加となりますが、この作品にはどのような印象をお持ちでしたか?

天城:前作は(豊川)姫乃ちゃんも陶芸に対する知識がないところからのスタートでしたので、一緒に学んでいるような感覚でした。私も姫乃ちゃんと同じで、この作品に触れるまでは“焼き物”と聞いても器ぐらいしか思い浮かばなかったんです。でも、銅像のような大きなものも作れるんだと知って、驚いたのを覚えています。

小澤:第2期は、そうした姫乃ちゃんが一歩先に進んだ、自分の陶芸がさらに楽しくなったところから始まります。きっとこれから姫乃ちゃんは、さらにワクワクして陶芸に触れていくと思いますので、台本を読みながら私もすごく楽しみになりました。

◆ご自身の役についての印象はいかがでしたか?

小澤亜李&天城サリー「やくならマグカップも 二番窯」インタビュー

天城:メキシコ出身のヒメナちゃんは、日本の文化が大好きになって、突発的に多治見の美濃焼を見にはるばる日本に来ちゃうような女の子なんです。そこにすごく共感しました。私もロサンゼルスで生まれ育ち、日本のアニメ文化に影響を受け、突発的に「声優になろう!」と思って、日本に来たところがあるので(笑)。

小澤:そうなの!? す、すごい!!

天城:そうした、後先考えずに好きなものに向かう真っすぐさは私と同じだなと思います。彼女の行動を見て、「そうだよね、好きだったら、来ちゃうよね!」って思っちゃいましたから(笑)。

小澤:姫菜は、姫乃ちゃんが幼いころに他界した彼女の母親であり、伝説の陶芸家なんです。第1期では、何度も“天才”という描かれ方をしていたので、正直最初はプレッシャーでした(笑)。天才ゆえに、“共感できるところがないかもしれない”と思ったりもして。でも、姫菜ちゃんは自分が好きなものに対して常に真摯に向き合う。そこは似ているなと感じました。私も声優を目指していたころは、いろいろなドラマCDを聞いたり、お芝居が上手になりたいからと舞台をたくさん観に行ったりして、勉強になりそうなものには何にでも飛びついていましたから。そうした、がむしゃらに行動して吸収していくところは同じですね。

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