現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合ほか)に、大島優子、笠松将ら13名のキャストが新たに出演決定。追加キャストからのコメントが、番組公式ホームページで公開された。
大河ドラマ60作目となり、新1万円札の顔となる実業家・渋沢栄一(吉沢亮)の波乱万丈な人生を、大森美香のオリジナル脚本でフレッシュに描く『青天を衝け』。今年2月から放送されてきた物語は、いよいよクライマックスへ。
実業界へと飛び込んだ栄一だったが、商いの世界にはまさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)していた。新政府を辞め、実業界の先頭をひた走る栄一と、一筋縄ではいかない強力なライバルたちとの戦いの火蓋が切られる。
その熾烈な戦いのさなか、家族にも大きな出来事が。栄一は夫として、父として、家族を守り、未来へとつなげていくことができるのか。そして、経済成長を続ける日本に軍国主義の影が忍び寄る。栄一は「日本を守る」という強い意志を胸に、世界へ飛び出していく。
この度、第8弾発表として新たに13名の出演者が決定した。渋沢家とその一族として、栄一の息子・渋沢篤二役を泉澤祐希、栄一の孫・渋沢敬三役を笠松将、栄一の長女である歌子の夫・穂積陳重役を田村健太郎、栄一の娘・渋沢琴子役を池田朱那、琴子の夫・阪谷芳郎役を内野謙太が務める。
明治の女性たちとして、豪商・伊勢八の娘・伊藤兼子役に大島優子、井上馨の妻・井上武子役に愛希れいか、井上馨の養女・井上末子役に駒井蓮、益田孝の妻・益田栄子役に呉城久美、大倉喜八郎の妻・大倉徳子役に菅野莉央が決定。
さらに実業界の登場人物として、岩崎弥太郎の弟・岩崎弥之助役を忍成修吾、実業家・大倉喜八郎役を岡部たかし、第一国立銀行の行員・佐々木勇之助役を長村航希が演じる。
今回の発表にあたり、渋沢敬三役の笠松は「僕は渋沢栄一の孫、敬三を演じますが、渋沢栄一(吉沢亮さん)からもらったパワーを、この大河に込めようと思います。視聴者の皆様も日々大変な状況が続きますが、そのパワーがみなさんにも届くと信じています」と本作に込める思いを語った。
また、大島優子、愛希れいか、駒井蓮、呉城久美の4名は、本作が大河ドラマ初出演となる。伊藤兼子役の大島は「お話がきたときは、喜びと興奮で、歓声をあげました。しかし、その歓びも束の間、もうゴールが見えてきているではありませんか」と。
続けて「この作品を彩ってきたスタッフの皆様、そして出演者の皆様、携わっているすべての方の費やしてきた時間と重みを一身に受け止めて、大切にバトンを握り締めようと心に決めました。最後まで、振り落とさずに走り抜けたいと思います」と意気込みを述べた。そのほか新規出演者13名のコメント全文は、番組公式HPを参照。
出演者第8弾(全13名)
番組情報
『青天を衝け』
NHK総合:毎週日曜日 後8・00~
BSプレミアム・BS4K:毎週日曜日 後6・00~
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/seiten/
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