本日から放送スタートとなる『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ・関東ローカル)は、今年デビュー7周年を迎えた関西出身の7人組・ジャニーズWESTを特集する。
今回の取材を開始したのは今年2月。ジャニーズWESTの面々は、約2年ぶりとなる全国ツアー「ジャニーズWEST LIVE TOUR 2021 rainboW(レインボー)」の打ち合わせを行っていた。
昨年はコロナ禍のため、予定していた有観客公演が全て中止となった。今年は待ち望んだ観客を入れての開催となったが、感染対策のため人数が限られ、声援も禁止。メンバーが客席の近くへ行く演出はできないなど、以前は考えられない制約の中での実施に。
しかし、ステージの演出を担当する藤井流星を中心に、声を出さずとも楽しめるよう、普段はハイテンポの曲で一気に盛り上げるオープニングをミドルテンポの曲で静かなスタートにしたり、手振りでダンスに参加できる曲を用意したりと、コロナ禍を逆手に取った演出を考案していく。
さらに、彼らは今回のコンサートで、メンバー全員のソロ曲をセットリストに盛り込むという、新たな試みにも挑戦していた。1人当たりのソロパフォーマンス時間は5分間、7人で35分間と、2時間の公演の約4分の1を占めることになるが、藤井は「1人1人が5分の持ち場をちゃんと見せきれるグループって、7人でできたらすごいと思う」と仲間への自信と期待をのぞかせる。
また、グループ楽曲の作詞作曲も手がける神山智洋は、ソロパフォーマンスに特に強いこだわりを持ち、ドラムの自主練習に励む一幕が。中学3年生から続けているギターに加え、ベースとドラムも自ら演奏し、その音をミックス。
1人で5ピースバンドの全楽器を演奏するという新境地に、彼は挑んでいたのだ。後に、神山は「簡単なことをやっていても、面白くないじゃないですか。こんなんできんねんぞって見せたい」とその心境を語っている。
そして4月、札幌を皮切りに全国ツアーがスタート。ステージ裏では「お客さんのありがたみを感じたし、お客さんがいて初めてライブって成立するんやって思った」と観客への感謝を噛みしめる小瀧望の姿が。
しかし、ツアー3か所目の名古屋公演中、彼らの元につらい知らせが届く。新型コロナウイルスの感染者急増を受け、地元・大阪での公演が中止になるだけでなく、念願の出演を果たすはずだったロックフェスも中止になってしまう。
それを受けた神山は、悔しさをにじませながらも「またやります、ジャニーズWESTぜひ出てください、ってなった時にできることをより増やして、またそこにぎゅっと詰め込むというか。改めて夢を持ち直したっていう感じですね」と真っすぐ前を見据えていた。
先行きの見えないコロナ禍でも、7人で迎える7周年を特別なものにすべく、今できる最大限を模索する彼ら。常にポジティブなジャニーズWESTらしさで立ち向かう姿を映し出す。
番組情報
『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』
フジテレビ ※関東ローカル
2021年10月29日(金)深1・05〜1・35
テーマ:「ジャニーズWEST〜7色の輝き〜」
出演者:ジャニーズWEST(重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濵田崇裕、小瀧望)
ナレーション:風間俊介
※FODプレミアムで放送直後から独占配信決定(過去話も全て配信中)
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/RIDEONTIME/
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