公開中の映画「CUBE 一度入ったら、最後」より、主演の菅田将暉と主題歌「Cube」を担当した星野源のスペシャル対談映像が解禁された。
密室サスペンスの先駆けとして、1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画「CUBE」。世界中でカルト的人気を誇るこの作品のナタリ初公認リメイクに、主演の菅田をはじめ、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎と、日本を代表する実力派俳優が集結した。
星野が書き下ろした本作の主題歌「Cube」は、SNSでも話題に。先⽇YouTubeで公開されたミュージックビデオは、既に192万回再⽣を突破(10⽉29⽇(金)時点)するなど注⽬を集めている。映画公開直前には、主演の菅⽥と星野がお互いのレギュラーラジオ『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)に出演し合い、軽快なトークを繰り広げた。
スペシャル対談では、2人が本作、そして主題歌、さらには菅⽥がゲスト出演を果たしたMV撮影の舞台裏を存分に語っている。
主題歌を聴いた時の感想について、菅⽥は「CUBEの中にいようと外にいようと絶望は変わらない。そこが苦しくもあり、⾯⽩いところ。それにあらためて気づいて、映画を見た時に、まさにそれを体現している歌が最後に流れてきた。皆が同じ絶望だと思うと、ちょっと希望に見える感じ。救われた感じがあった」と、映画の最後に星野の主題歌から希望をもらったと熱弁。
星野は、映画について「CUBEの中は現代社会の縮図。中にいるときは外に救いがあるんじゃないかと、希望を⾒いだそうとする。でも、必ずしもそうではないというのがCUBEの⾯⽩いところ。それを映画を見て感じたので、そういう歌を作りました」と、作曲秘話を語った。
また、これまでも星野の数々の楽曲で振付を担当してきた演出振付家・MIKIKOが、今回初めてディレクションを担当。その独創的な世界観のミュージックビデオが⼤きな話題となった。 MVについて菅⽥は「現場にいたけど何がどう⼊れ替わって、動いて、何があるか分からなかった。不思議な映像で⾯⽩かった」とその感想を語った。
MVを撮影したセットについては「ぜひあれを展⽰してほしい。映画のセットよりデカい︕ 映画よりも⼤⼈数出てるし」と驚きを伝えると、これには星野も「それいろんな取材で⾔ってるよね︕」と爆笑するひと幕も。星野は、⾃⾝が希望したという菅⽥のゲスト出演シーンについて「少しの時間なんだけど、ものすごい印象を残して去っていく」と振り返った。
去り際に⼿を振るという演出も星野の案だそうで「不思議の国のアリスのウサギのイメージ。迷い込ませて去っていく」とのこと。これを受けて菅⽥は、星野のことを「この⼈は監督だ」と絶賛した。
映画「CUBE 一度入ったら、最後」菅田将暉×星野源 スペシャル対談
作品情報
「CUBE 一度入ったら、最後」
公開中
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