宮世琉弥が映画「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」(12月3日(金)公開)の予告映像で、ナレーションに初挑戦した。
本作は1980年代、痛烈な音楽と独特の音楽性で、イギリスのミュージックシーンを席巻した伝説のバンド“ザ・スミス”の名曲の数々と、貴重なインタビュー映像を彩りに80年代がよみがえる青春音楽映画。
タイトルの「ショップリフターズ」、代表曲の「ゼア・イズ・ア・ライト」「ジス・チャーミング・マン」「心に茨を持つ少年」ほか、ザ・スミスの楽曲20曲以上が全編にちりばめられ、メンバーとの関係や、解散について語る若き日のモリッシーを見ることもできる。また、ザ・スミスの音楽だけでなく、80年代のファッションや空気感を見事に再現している。
宮世は『恋する母たち』(TBS系)で一躍注目を浴び、2021年は『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』(カンテレ・フジテレビ系)、『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)など話題作に多数出演する注目の若手俳優。そんな宮世がナレーションを務めた本作の予告編が解禁された。
映像は、ザ・スミス解散を告げるニュースから始まる。1987年、青春時代の象徴ともいえるバンドの解散にやるせなさをにじませるクレオやディーン。そんな中、ディーンは「僕に計画がある」と静かに銃を握り、ラジオ局をジャック。要求はただ1つ、ザ・スミスの曲をかけること。
ラジオ局ジャック事件を通し、未来への不安と自分を探し町へ飛び出す若者たち。そして「人生に不満があるなら、行動を起こすべきだ」「音楽だけが僕らの救いなんだ」と口々に語る1980年代の若者たち。予告は未来への不安を抱え、それぞれに行動を起こす若者たちの刹那的な瞬間を切り取り、ザ・スミスの音楽でドラマチックに盛り上げている。そしてさまよう若者たちの気持ちを宮世が無垢なナレーションで表現している。
映画予告ナレーション初挑戦の宮世は、収録について「難しかったです。普段のお芝居は声だけではないので、声だけだと感情の入れ方が難しかったです。本当にいい経験をさせていただきました」と振り返り、出来栄えに点数をつけるとしたら?と聞かれると「100点と言っておかないと!」と笑顔を見せた。
本作については「ザ・スミスさんたちのファンの方々に焦点を当てた映画ですごく面白かったです。曲も歌詞の内容もすごくいいし、音楽と青春がすごく混ざった映画になっている思います。ザ・スミスのファンの方はもちろん、僕と同世代の10代の方が見ても面白い作品です」とコメント。元々ザ・スミスというバンドは知らなかったという宮世も「今は普通にプレイリストにスミスさんの曲を入れて聞いている」と気に入った様子だった。
「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」予告映像
作品情報
「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」
2021年12月公開
公式サイト:sotw-movie.com
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