「SUITS OF THE YEAR 2021」の授賞式が行われ、アート&カルチャー部門を受賞したTOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏が登壇した。
ビジネスや自分のフィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人々を表彰するアワード「SUITS OF THE YEAR」。毎年その時代にあったコンセプトに合わせてさまざまな分野で活躍する人を複数部門で選出し、表彰している。
「SUITS OF THE YEAR 2021」では「ビジネスパーソンの生き方においてONとOFFがシームレスになった時代だからこそ、スーツはやっぱりかっこいい!!」をテーマに、ビジネス部門、イノベーション部門、スポーツ部門、アート&カルチャー部門の4部門から受賞者を表彰。
11月9日(火)に開催された授賞式には、アート&カルチャー部門を受賞したTOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏の3人も登壇。代表して城島が「この度はこんなにすてきな賞を頂けて、本当に光栄です。これからも3人でますます頑張っていかなきゃなと。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。
MCからスーツを着たお互いの印象を聞かれると、城島について「すてきですよ。社長としての風格も出てきたんじゃないかな」と話す国分。「10、20代の頃に出会った社長(城島)ですが、当時は2着で7000円のスーツを買っていたんです。それが今では、自分のサイズのものを(着れていて)。本当にすてきです」と感慨深げ。
城島も国分と松岡のスーツ姿を眺めながら「本当にお似合いで、それぞれのイメージにあっていて。松岡副社長なんかはスタイルが良くてすてきで…あらためてこうやって見て、ほれ直しました」と笑顔でコメント。松岡は「ほれ直した…?」と苦笑していた。
続いて、受賞者全員とMCによるトークセッションも開催。ビジネス部門を受賞した出雲充が自身の研究対象であるミドリムシについて熱弁をすると、松岡は「自分の信じていることを真っすぐ貫いていった結果、きっとミドリムシの方から社長(出雲)にプレゼントをくれたんじゃないかな。そこに視点を当てるという発想が我々にはないので、その柔軟性に結果がついてくるんだなと。勉強になります」と。
長きにわたり、番組を通して数々の技術や伝統を継承しているTOKIOの3人。番組での経験について、国分は「いろんな人と出会って学んでいく中で、(僕たちがやっていることは)SDGsというものなんだと気づいたんです。言葉自体は知らなくても、自分たちはテレビを通して見せることができていたんだな」と振り返る。
城島は「技を受け継いできたので、次は子供たちや未来につないでいくことが自分たちの役割。50歳になろうと100歳だろうと、ずっと勉強の日々ですね」と。松岡も「メディアを通して我々が体験したことをリアルに見せることで、子供たちにも分かりやすく伝えていけるのかなと思います。これからも体力が続く限り、できることはやっていきたいですね」と意気込みを語った。
そして、スポーツ部門を受賞したバスケットボール選手・髙田真希による「チームとして関係性を築くうえで大切にしていることは」という質問に、国分は「5人でやっている時から変わっていないのは個性を尊重すること」と返答。「リスペクトし合うことでここまで続いているのかなと。形は変化しても、変わらず大切にしていきたいと思っています」と。
最後に、国分が「僕たちは、今まで経験してきたことをどうやって社会に恩返しできるのかなと考えています。中には3人だけではできないこともありますし、会社さんとタッグを組むことで、また新しい自分たちが見えるんじゃないかなと。失敗するかもしれないですけど、楽しむことが大切ですよね。今まで見ていない景色をこれからも見ていきたいなと思っています」とこれからへの思いを語り、式を締めくくった。
「SUITS OF THE YEAR 2021」
<受賞者>
ビジネス部門:玉塚元一、出雲充
イノベーション部門:銅冶勇人
スポーツ部門:髙田真希
アート&カルチャー部門:TOKIO・城島茂、国分太一、松岡昌宏