JUVENILE&向井太一インタビュー「映画に隠された深いメッセージも反映したいと」「GIMME THAT feat. 向井太一」

特集・インタビュー
2021年11月13日
左から)向井太一、JUVENILE

今年に夏に公開された中国映画「唐人街探偵 東京 MISSION」。中国では公開初日に約58億円の興行収入を記録した大ヒットを記録、日本国内でも妻夫木聡や長澤まさみら豪華俳優陣が出演したことで大きな話題を呼んだ。

その熱も冷めやらぬまま、本作の第2弾となる「唐人街探偵 NEW YORK MISSION」が、11月12日(金)から全国公開に。アメリカ・ニューヨークを舞台に、世界中の名探偵たちが複雑な陰謀が交錯する事件の謎に挑んでいく。

今回は、そんな本作の日本版主題歌「GIMME THAT feat. 向井太一」を手掛けたJUVENILEさん、向井太一さんがTV LIFE webに初登場。楽曲に込めた思いやメッセージ、映画を観て感じたこと、最近笑った出来事についてなどをお聞きしました。

◆まず、今回お2人がタッグを組んだ経緯を教えてください。また、お互いに抱いていたイメージはどのようなものでしたか?

JUVENILE:僕は自分ではあまり歌わず、いろいろな方にフィーチャリングしていただくスタイルなんですが、この主題歌のお仕事をいただいて作品を観た時に、「この映画には向井さんだ!」と感じたんです。でも向井さんはお忙しいですし、いろいろな兼ね合いがあって必ずしも受けてくれるとは限らないと思っていたので、「どうかタイミングが合いますように…」と願いながらお声がけさせていただいて(笑)。

◆無事にその願いが届いたわけですね!(笑)。

JUVENILE:はい(笑)。実現することができてとてもうれしいです。本当に、この映画のイメージには向井さんしか思いつかなかったので。

向井:いやぁ、そう言っていただけて本当にありがたいですし、光栄ですね。JUVENILEさんのことはもちろん知っていたので、お話をいただいたときは僕もすごくうれしかったです。

◆「GIMME THAT feat. 向井太一」という楽曲には、どのような思いやメッセージを込められたのでしょうか。

向井:まず、歌詞にとてもこだわりましたね。映画自体のスピード感はもちろん、映画に隠された深いメッセージも反映したいと思っていたんです。なので、そこのバランスは特に意識しましたね。エンドロールと共にこの曲が流れた時に、歌詞に込めたメッセージと映画の世界観がリンクして、まとまればいいなぁという狙いがありました。

JUVENILE:僕は、とにかく映画の派手さをトラックで表現できたらと。ニューヨークでドーン! バーン! というこの映画のいわゆる醍醐味の部分はトラックで展開し、中身に寄り添う深い部分は歌詞が補ってくれたというイメージですね(笑)。

◆まさに、お2人のセンスが相乗して生まれた1曲ということですね。聞いていて、心地の良いダンスナンバーだなというのが第一印象でした。

JUVENILE:AメロからBメロに行く部分から、トークボックスが出てきてサビになり…という流れの部分ですね。映画の主題歌ということで、楽曲でも起承転結を意識しました。

向井:サビを繰り返すことでキャッチーさを出していけたらと。ライブで盛り上がるような曲にしたかったので、サビの部分だけでも口ずさめるような楽曲にする、ということは結構考えながらやりましたね。

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