元サッカー日本代表・播戸竜二の公式YouTubeチャンネル「播戸竜二のおばんざい屋」で、プロサッカー選手・川澄奈穂美選手とのスペシャル対談動画が公開された。
「播戸竜二のおばんざい屋」の人気企画「播対談」では、これまでさまざまな選手を取り上げてきた。播戸と共に”サッカー黄金世代”・”79年組”と呼ばれ、サッカー界を盛り上げた北海道コンサドーレ札幌の小野伸二選手や、鹿島アントラーズCROの中田浩二氏との対談も実施。
そんな中で新たな「播対談」では、米NWSL（ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ）のNJ/NYゴッサムでプレーするプロサッカー選手・川澄奈穂美選手をオンラインでゲストに招待。米NWSLの現状や川澄選手の1日のスケジュールや食生活について、播戸が切り込んでいく模様を11月13日に公開した。
それに続いて11月20日に配信した今回の動画では、まず今年新設された国内初のサッカー女子プロリーグ「WEリーグ」の理事を務める播戸から、日本女子サッカー界のレジェンドである川澄選手へ「WEリーグ」で現在活躍する注目のFWについて質問が。
本リーグで初ゴールを決め注目を集めたINAC神戸レオネッサの高瀬愛実選手の名を挙げると、川澄選手も「フィジカルがめちゃくちゃ強い」「海外の選手と当たってもあたり負けない。むしろ吹っ飛ばす勢いがある」と高瀬選手の力強さを絶賛。その後も現役FW選手ならではの視点で、注目選手を続々と挙げていく。
また、川澄選手と共になでしこJAPANのメンバーとして活躍し、2011年のW杯の際には共に優勝をつかんだ選手が、今もなお「WEリーグ」で活躍し続けていることについても話題が及んだ。
何度もW杯への出場経験を持つ三菱重工浦和レッズレディースMF・安藤梢選手のことを「まさにレジェンド」「筑波大学で科学的な研究に基づいたトレーニングをして、それがパフォーマンスに繋がっていることが興味深い」と語った川澄選手。
2011年W杯ドイツ大会で得点王とMVPに輝いた元なでしこジャパンの澤穂希氏については、「試合中のあの闘争心とは別でピッチを離れると天然な一面もある」と川澄だからこそ知る一面も暴露した。
そして川澄選手もメンバーとして出場した2011年W杯で優勝した経験を「色褪せない」「財産となった」と語りつつ、2015年W杯の銀メダル以降、あまり大きな結果が残せていない日本女子サッカー界の現状についてもトークが進む。
「（2019年W杯トーナメント1回戦敗退について）現実として受け止めなきゃいけない」「世界を獲るのは簡単じゃない」と世界の女子サッカーのレベルが上がっていることを話し、現在米で活躍している川澄だからこそわかる日本女子サッカーの強みについても述べた。
動画の最後には、サッカー選手を夢見る子供たちへ「良いプレーを見ることが大事」など今から直ぐに取り入れられるアドバイスも送った川澄選手。現在アメリカで活躍する川澄選手の日本復帰の可能性についても播戸から質問が飛ぶなど、見どころ満載の本動画の全容は「播戸竜二のおばんざい屋」で視聴可能だ。
動画
【W杯優勝の裏側】世界を獲るのは簡単じゃない！川澄奈穂美が語る日本女子サッカーの現状
WEB
播戸竜二のおばんざい屋：https://www.youtube.com/channel/UCFT82jhfEYGqQZ6YaYUloMw
