12月9日(木)放送の『よんチャンTV』(MBS 後3・40〜7・00/関西ローカル)内の木曜コーナー「ありがとう!縁の下のマイスター」で、関西ジャニーズJr.・Lil かんさいの西村拓哉と當間琉巧が「なんばグランド花月」で公演している吉本新喜劇に潜入する。
毎週木曜日に放送している、関西ジャニーズJr.のLil かんさいが関西人の生活を支える「縁の下の力持ち」にプチ密着するコーナー「ありがとう!縁の下のマイスター」。12月9日放送では吉本新喜劇に潜入することに。吉本新喜劇の座長のすっちーが「すち子」に扮して、Lil かんさいの西村拓哉と當間琉巧に同行する。
今回のマイスターは、舞台を陰ながら支え、笑いを生み出す新喜劇の裏方スタッフ3人。すち子が「吉本新喜劇ほど裏方さんに支えられている団体はない」というほど、数多くの裏方スタッフがいるそう。
そこで座員たちが裏方スタッフをどう思っているのかを知るため、新喜劇の楽屋を訪問することに。楽屋にいたのは座員の吉田裕、清水けんじ、信濃岳夫の3人。そんなところに島田珠代が乱入し、楽屋が騒がしくなる。
まずは多くの座員から声があがった、衣装さんが1人目のマイスター。吉本新喜劇の衣装は、ひと目で役柄を理解できるように通常よりも分かりやすく誇張しているのが特徴で、数万着の衣装の中から最適なものを選んだり、舞台の動きに合わせて衣装に細工を施したりしているそう。
ここで、衣装に関する問題が出題。すち子がはいているスカートは、実は既製品ではなく、マイスターがイチから手づくりしているものだという。既製品ではダメな理由とは、いったい何なのか。
2人目のマイスターは、吉本新喜劇の小道具マイスター。実は楽屋で裏方スタッフについて話を聞いたときも、座員から小道具さんの仕事の細かさに感心するという声が。客席から見えなくても、一切手を抜かずに作るというマイスター。倉庫では、代々受け継がれる名作小道具の管理や修理なども行っている。
小道具のナイフの修理では、プラスチックではなく木製であるゆえ、銀紙を貼り換えるのにもポイントが。実は木を傷ませず、はがしやすくするためにのりではなく、卵の白身を使っているそうだ。
衣装、小道具と並び、吉本新喜劇の世界観で重要な舞台のセット。そのデザイナーが、3人目のマイスター。新喜劇のセットデザインを担当するスタッフに一番大変なことを聞くと、「舞台の発注から10日くらいしか作業時間がないこと」だという。
時間のない中、マイスターがデザインでこだわるのは「分かりやすさ」。新喜劇のセットは、緞帳があいた一瞬で、子供からお年寄りまで幅広い世代がひと目で分かるデザインが鉄則だ。ここで、吉本新喜劇でよく見るセットといえば「花月うどん」。すち子も知らなかった、花月うどんセットに隠された秘密についても出題される。
番組情報
『よんチャンTV』
MBS
2021年12月9日(木)後3・40~7・00
(※後5・50~6・15は『Nスタ』を放送)
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