12月26日(日)に『ビートたけしの公開!お笑いオーディション』(TBSほか)が放送される。
年末恒例となった深夜特番『ビートたけしの公開!お笑いオーディション』は、『キングオブコント』や 『M-1グランプリ』をはじめ、今年活躍した芸人たちがTBSに集結し、MCのビートたけしにネタを披露。ブレークを果たした芸人でも、たけしが面白くないと判断した時点でネタが即強制終了する日本一厳しいゴングショーだ。
今回は、サブMCとして『M-1グランプリ』の覇者で漫才師&コント師でもある伊達みきお(サンドウィッチマン)と、漫才協会の副会長で『M-1グランプリ』の審査員を務める塙宣之(ナイツ)の参加が決定。今年は芸人たちのネタをたけし、伊達、塙の3人でジャッジする。
また、番組ではネタ見せ後にたけしが評価するが、その厳しくも優しい内容が“格言”のようだと毎回ネットニュースをにぎわせている。番組と併せて、たけしの“格言”にも注目だ。
収録後コメント
◆収録を終えての感想をお願いします。
ビートたけし:すごく楽しかったね。あと2人ともツッコミがすごいから、今回はすごく楽だった。俺が言いたいことを全部フォローしてくれたから、労力も少なくて面白かった。今回の放送をきっかけにレギュラーに持っていって、楽してギャラをもらいたいね。
伊達みきお:夢のような時間でした。たけしさんが隣にずっといらっしゃるというのが自分の中では意味分からない状態でしたけど。収録は楽しかったんですけど、急に番組が始まって急に終わったのも面白かったです。
塙宣之:本当に夢のようでうれしいです。たけしさんは時事ネタも芸人もほとんどご存知だったのですごいなと思いました。お忙しい中でいつそんな量の情報を収集してるんだろうかと思いました。
伊達:たけしさんの手元には芸人の資料がないんですけど、ほとんどの芸人をご存知なんです。
たけし:偉いね! 自分を褒めてあげたい。
◆今回の特番の見どころは?
たけし:まだ世に出ていないような芸人も出てくるんだけど、いろんな芸があって、こんなおかしいやつがまだまだいるんだっていうのが面白いよね。この中からスターになるやつも出てくるかもしれないし。あと2人が的確にお笑いについて教えているのが見てて面白かったね。
塙:今回は組数が減って何回もネタを見ることができたのも良かったなと思います。
伊達:16組くらいがちょうどいいかもしれないですね。
たけし:何回もやらせてよかったな。去年まで幕が上がってはすぐに下ろして、ネタがあまりできずに俺を恨んで帰っていく芸人も多かったと思うから(笑)。
伊達:5秒とか10秒で帰っていくような芸人も多かったですからね。でもみんな、たけしさんに会えるというだけでもとても貴重な経験だったと思います。
塙:今回、どうしたらいいんだろうという言葉もいっぱい飛び出していたので、どんな放送になるか気になりますけどね。でも今日で終わってもいいかという気持ちでやり切りました。そのために今日生きてきたようなものだと感じました。
たけし:あいつらにもっと頑張ってもらって、この番組をレギュラー化して、来年も食いつないでいこう(笑)。
番組情報
『ビートたけしの公開!お笑いオーディション』
TBSほか
2021年12月26日(日)深0・58~1・58(※一部地域を除く)
©TBS