広瀬すず、松坂桃李W主演映画「流浪の月」の公開が2022年5月に決定。あわせてデジタルポスターが解禁された。
本作は2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる傑作小説が原作。
誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗を広瀬すず、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文を松坂桃李、事件から15年後に文と再会してしまう更紗の現在の恋人・亮を横浜流星、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じる。また共演に、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明らが名を連ねる。
メガホンを取るのは、李相日監督。さらに「パラサイト 半地下の家族」「バーニング」「哭声/コクソン」など、韓国映画史に残る作品を手掛けてきた撮影監督・ホン・ギョンピョ、「キル・ビル Vol.1」「悪人」「三度目の殺人」など、世界を股にかけて活躍する美術監督・種田陽平が参加する。
解禁されたデジタルポスターには、過酷な運命に翻弄される広瀬演じる更紗と松坂演じる文の2人が、どこか遠くを見つめるような視線を投げかけて並ぶ姿が。ポスターの撮影が行われたのは広瀬のクランクアップ当日で、撮影地に選ばれたのは美術の種田陽平と北川深幸によりセッティングされた物語の要となるカフェ。
穏やかに射し込む陽の光と影は照明の中村裕樹による演出で、ポスターに添えられた「元誘拐犯と、その被害女児。――許されないふたり。」の言葉のごとく、消せない烙印を背負った2人の姿を浮かび上がらせている。このデジタルポスターは作品公式サイト、公式SNSで公開される。
作品情報
「流浪(るろう)の月」
2022年5月全国ロードショー
原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)
主演:広瀬すず、松坂桃李/横浜流星、多部未華子/趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子/柄本明
監督・脚本:李相日
製作幹事:UNO-FILMS(製作第一弾)
共同製作:ギャガ、UNITED PRODUCTIONS
配給:ギャガ
作品公式サイト:gaga.ne.jp/rurounotsuki/
©2022「流浪の月」製作委員会