サンドウィッチマンがMCを務める『発進!ミライクリエイター』(テレビ朝日系 後9・55~10・55)が、1月29日(土)に放送。スペシャルゲストに宇宙飛行士の野口聡一を迎え、“宇宙を目指すミライクリエイター”に密着する。
世界や日本の未来を変えるかもしれない“若きミライクリエイター”を毎週紹介している『発進!ミライクリエイター』(毎週日曜 前11・45~11・50)。本番組の先駆けとなったサンドウィッチマン司会の同名タイトルの特番では、すでに世界で活躍している“各界のトップランナー”たちの前で、ミライクリエイターたちが超大胆かつ独自のミライプランをプレゼンし、計画実現へ向けたディスカッションを展開してきた。
昨年7月に放送されたスペシャル第2弾でも、ソマリアで命の危険に日々さらされながらも、テロリストを更生させる活動に従事するミライクリエイターや、トップモデル・冨永愛も絶賛した日本の洋服ゴミをゼロにしようとするミライクリエイターを紹介。サンドウィッチマンの2人も「ぜひ大人に正座して見てほしい」(伊達みきお)、「この番組を見て、現状を知っているかどうかで、今後の人生が変わる!」(富澤たけし)と興奮冷めやらぬ様子だった。
テレビ朝日「未来をここから×SDGsウィーク」の最終日に送るスペシャル第3弾は、「宇宙スペシャル」。これまで3度宇宙へ飛び立ち、2020年11月には日本人で初めて民間宇宙船「クルードラゴン」に搭乗したJAXA宇宙飛行士・野口聡一さんをスペシャルゲストとして迎える。さらに過去2回はスタジオ収録だったサンドウィッチマンも野口さんと共に“宇宙を目指すミライクリエイター2人”への密着ロケへ。壮大なミライプランに向けて突き進む若者たちと、じっくり向き合っていく。
1人目のミライクリエイターは、「宇宙エレベーター」の開発において業界から注目されている須知高匡さん(交通系ベンチャー企業「Zip Infrastructure株式会社」CEO/24歳)。
宇宙エレベーターとは、地球と人工衛星をつないだケーブル上を走行し、宇宙へ人や物を運ぶ乗り物のこと。須知さんが目指すのは「2050年に宇宙エレベーターを建設すること」。しかし安全かつ快適に過ごせる日数で人々を宇宙まで運ぶためには、時速200kmものスピードが必要。さらに上方向への移動は重力と真逆の動きになるため、速度を上げるのは至難の業となっている。実際、宇宙エレベーター協会によれば、収録時の世界記録は時速75kmで、宇宙のことをよく知る野口さんもこのミライプラン実現には懐疑的。そんな“宇宙エレベーター世界最高時速”に挑戦する大型実験に、サンドウィッチマン&野口さんが立ち会う。
昨年9月24日に行われた同実験では、地上91mの高さまで垂直方向に伸ばしたベルトタイプのケーブルに沿って、改良を重ねた宇宙エレベーターの心臓部「クライマー」を上昇させ、世界最高となる時速80kmを目指す。一筋縄ではいかない実験にもかかわらず、野口さんも「若者は熱いね」と舌を巻くほど須知さんの熱量は限界知らず。その莫大なエネルギーは、まさかの“世界記録樹立”という奇跡を起こすことに。
さらに、野口さんも思わず「ちょっとぶっ飛んでますね(笑)」と漏らした「2060年までに宇宙で全自動のイチゴ栽培をすることを目指している」というミライクリエイターにも密着。その人物とは、東京大学も将来性が見込めると認め、サポートしているベンチャー企業「HarvestX株式会社」代表取締役社長・市川友貴さん(24歳)。世界初のイチゴ無人栽培ロボット「XV」を開発し、多くの企業から注目されている。
今回は、市川さんが開発した“驚きの技術”の全容はもちろん、宇宙飛行士たちの未来を見据えた熱き思いにも、サンドウィッチマン&野口さんが迫る。そんな中、実際に宇宙で植物を栽培したことがある野口さんから、超リアルなアドバイスも。この貴重かつ的確な言葉に、市川さんも目から鱗が落ちるような表情を浮かべながら真剣に耳を傾ける。
そして、スペシャル第1弾に登場し大きな話題を呼んだミライクリエイター、村木風海さん(21歳)のその後にも密着。17歳の時に、空気中から二酸化炭素を回収するマシーンを発明し、政府広報誌にも掲載された現在東京大学3年生の化学者兼発明家である村木さん。「温暖化を止めて2045年には自ら火星に行く」というミライプランを語ってくれた村木さんの新たなチャレンジも明らかになる。
番組情報
『発進!ミライクリエイター』
テレビ朝日系
2022年1月29日(土)後9・55~10・55
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