テレビ神奈川(tvk)で放送中の音楽情報バラエティ『関内デビル』(毎週月曜~金曜 後11・30)出演者によるtvk開局50周年プレイベント「大関内デビル」が、3月13日(日)に神奈川県民ホール 大ホールで開催された。
イベントには、番組レギュラーの私立恵比寿中学(真山りか、安本彩花、星名美怜、柏木ひなた、小林歌穂、 中山莉子、桜木心菜、小久保柚乃、風見和香)と加村真美、大場英治が出演。オープニングアクトには、手羽先センセーションが登場した。
まずは「関内デビル episode 0 ~その女マミ~」というコントを披露。番組に“常連客”として登場する加村がなぜ常連客になったのか、パロディーを挟みつつ振り返っていく。中学時代では、新体操で全国を目指すマミ(加村)と、それを指南する“麺カタ小鉄”(大場)が登場。麺カタは「“痛風”で学校をやめる」とマミの前から姿を消す。
高校時代になると、“鉄パイプのマミ”という愛称を持つスケバン風のヤンキー姿になってしまうマミ。風見通子を倒すため、マミが会いに行くと、そこに麵カタも登場。ぐれてしまった加村を見た麺カタがビンタをするという展開に。ここで、音響スタッフとの連携がうまくとれず、ビンタ音が叩く前や叩いた後に鳴り、2度やり直すも3度目も不発になるというハプニングが起こり、会場からはクスクスと笑いをこらえる声が響いた。
再びマミの前から姿を消した麺カタ。マミは更生し、地元・岩手でアイドルやご当地特撮ヒーローとして活動。その当時の実際の写真がスクリーンに投影され、『関内デビル』オーディションのVTRが流れるひと幕も。
そして、マミと大場が街でぶつかり、大場の正体が麺カタだと怪しむマミは大場が店長をしている『関内デビル』に通うようになったという結末に。ここで、エビ中メンバーが番組オープニング曲「ツッパリHigh School Rock’nRoll(バイト編)」を歌いながら登場し、会場を盛り上げた。
続いては、番組人気コーナー「ベストフレンドフォーエバー」を。大場がギターを弾き、エビ中メンバーがさまざまなアーティストの楽曲をカバーしていく。まずは、真山、安本、中山、風見の「東京メトロポリタンズ」が石原裕次郎と牧村旬子のデュエット曲「銀座の恋の物語」、I WiSH/川嶋あいの「明日への扉」、尾崎豊の「卒業」を熱唱。
続いて、星名と桜木の「あいつらギャルじゃね?」が西野カナの「トリセツ」を披露。歌い終わりには2人でハートを作り、キュートな笑顔を見せた。
小林と小久保の「小林歌穂とウクレレレボリューション」は、人前でウクレレを披露するのは初という小林がギターの大場とセッションしてスピッツの「チェリー」を弾き語った。小久保はバックダンサーとして舞台を自由に動き、演奏後に大場から「どうだった?」と尋ねられると「今までのライブで1番緊張しました」と語った。
最後は、柏木ひなたが「HINASIA」として登場。大場のギターに合わせ、MISIAの「Everything」を歌い上げ、聞き入っていた会場中からは大きな拍手が起こった。
「私立寿比恵中学 仁義なきホームルーム」では、エビ中メンバーが生徒、大場が先生となり、コントを披露。中山のカバンから消えた“給食費”をめぐって、言い合いするも犯人は校長先生というオチに。エビ中メンバーから攻め立てられ、大場が何度も吹っ飛ぶ演出も。最後は加村がギターを持って登場し、出演者が横一列に並び、「なごり雪」を歌唱した。
休憩を挟み、「私立恵比寿中学 Special LIVE」に。会場中が、エビ中のメンバーカラーのサイリウムで埋め尽くされ、大盛り上がりとなった。
<私立恵比寿中学 Special LIVEセットリスト>
1.ebiture
2.仮契約のシンデレラ
3.YELL
MC:自己紹介
4.えびぞりダイアモンド!!
5.春休みモラトリアム中学生
MC
6.イヤフォン・ライオット
7.Family Complex
8.Anytime,Anywhere
幕が下りて、会場からはアンコールを求める拍手が鳴り響き、加村と大場が登場。ここで、4月からの番組オープニング曲が変わることが発表され、作詞・歌を加村、作曲を大場が担当する「アクマデアクマ」を披露することに。途中からエビ中メンバーも加わって会場は一体感に包まれ、大盛り上がりの中、イベントは幕を閉じた。