「カベデミー賞」受賞作品がまさかの映画化!サプライズ記者会見も『有吉の壁』

バラエティ
2022年04月06日

『有吉の壁』

4月6日(水)に放送された『有吉の壁』(日本テレビ系)で行われた企画「スピーチの壁を越えろ!日本カベデミー賞」で各賞を受賞した作品を実際に映画化することが決定。芸人たちにはサプライズで収録後に記者会見が行われた。

壁芸人全員に戦慄が走るムチャブリ企画「スピーチの壁を越えろ!日本カベデミー賞」。本家とは似ても似つかない「カベデミー賞」での有吉弘行とのムチャぶりスピーチのやりとりを元に映画化する。架空の作品、架空の俳優だったはずが、それをそのまま映画として受賞芸人の監督脚本で制作する。収録直後の記者会見時点ではまだ1カットも撮影していない状況の中、果たしてどんな映画ができるのか。

このたび映画化が決定したのは、トム・ブラウン・みちお扮する伊藤未満、田中以上が助演女優賞を受賞した卓球映画「ドライブ・アイ・サー」、裸で万引きをして生活する男、リリー・素寒貧(空気階段・もぐら)に密着し、助演男優賞を受賞したドキュメンタリー「万引き裸族」、ジャズやダンスを愛し、さまざまなエンターテイメントを追求、そして全てのパイオニアでもあった女優・秋定麗子の生涯を、友近演じる辛島サトリ主演で描いた「秋定麗子物語」、パンサー尾形貴弘扮するカールスゴーイー石井が真っ裸の役で主演男優賞を受賞した「真っ裸」の4作品。

『有吉の壁』

意気込みを聞かれたトム・ブラウン・みちおが、「とっても面白い映画を作っておりますので…」と切り出すと、他メンバーから「まだ何にも作ってない!」と総ツッコミが。それでも「映画がとてもいい感じで制作が進んでおりますので、皆さんぜひ会場の方に足をお運びくださいませ」と告知した。相方・布川ひろきは「(受賞したのは)助演女優賞なんですけど、一応僕が主演になるので…そこはちょっと不安なんですけど頑張ります」とコメント。

『有吉の壁』

全裸で万引きするドキュメンタリーを制作する空気階段・もぐらは、「収録で言ったことが映画化されるということなので、本当にスッポンポンなんですよね。だから普通に流せるのかなっていうのはありますね。あとは、僕も助演男優賞なんですよ。一人しか出てないって言ったので、誰を主人公にするのかを今から考えようかなと思っています」と話し、映画とは関係ない友人という設定だった水川かたまりは「僕は友達っていう…だから何もすることがないんです」と困惑した様子。それに対しもぐらは「ワンシーンどこかで見切れます」と予告していた。

『有吉の壁』

架空の女優・秋定麗子を演じることになった友近は、「いろんなもののパイオニアで、ショートカットも一番最初にしたとかシャンディーガフも彼女が作ったとか、言ったことは映像化したいなと思います」と話し、スピーチで話していた恋愛シーンについては「そういうストーリーもありながらなので、男性キャストは絶対必要です」と構想を練っていた。

『有吉の壁』

真っ裸のパンサー・尾形は、「やるからには明日にでも撮りに行きたいですね!クルーとも話したいですし、脚本もしっかり構想あるので。興行収入もどんどん取りにいって、『有吉の壁』に還元しますよ!」とやる気満々。興行収入の目標額を聞かれると、「2兆円。頑張ります!」と高い目標を掲げた。

役作りについて、みちおは「ほとんど卓球ができないので、ノールックで10ラリーできるくらいの感じにはなっていたいです」と話し、絶対音感のある役柄については「絶対音感についてよく知らないで言っていたので(笑)。布川の奥さんが絶対音感があるらしいので、絶対音感ってどういうものなのかを確認しながら台本も演技もやっていきたいです」とコメントした。

さらに、パンサー・菅良太郎が役作りについて「見たことも聞いたこともないものを作るっていうのは無理だと思うので早めに脚本を…」と切り出すと、尾形が「まず髪をこういうふうに切ってもらいます。僕も伸ばして……ですね」と歯切れの悪いコメント。向井が「今(構想)ゼロじゃん!」とツッコむと「(収録で言ったこと)もう覚えてないもん!テンパっちゃって。何にも覚えてないんだから!」と話し笑いを誘った。

作品情報

『有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE』
2022年6月11日(土)12:00 開演/18:00 開演
2022年6月12日(日)11:30 開演/17:00 開演

全国各地の映画館で上映

映画情報サイト:https://liveviewing.jp/ariyoshinokabe/

企画・制作:日本テレビ
配給:ライブ・ビューイング・ジャパン

有吉の壁 公式HP:https://www.ntv.co.jp/ariyoshinokabe/

この記事の写真

©有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE

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