白石麻衣さんが、4月15日（金）に公開される「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」で声優に初挑戦している。シリーズ25作目となる同作は、ハロウィンシーズンの東京・渋谷で起きる大事件に主人公の江戸川コナンや、3つの顔を持つ “トリプルフェイス”こと降谷零（安室透、バーボン）たちが立ち向かう物語。白石さんが演じたエレニカ・ラブレンチエワは、とある爆弾犯に復讐を誓う組織のリーダーだ。コナンたちの敵か味方か、謎に包まれたキーマン役に挑んだ白石さんに話を聞きました。
◆『名探偵コナン』には、どんな思い出がありますか？
小学生のころ、学校から帰って来たら姉と一緒にテレビで『名探偵コナン』を見てから塾へ行くのが毎週の習慣でした。あと、倉木麻衣さんが歌う『名探偵コナン』の曲もよく聞いていました。母が倉木さんのことが好きだったので、その影響もあって。
◆好きなキャラクターは？
やっぱりコナン君です。子供の姿をしているのに、推理になるとキリっとした表情をする。あの二面性が私は好きです。でも、『名探偵コナン』って魅力的なキャラクターがたくさんいますよね。今回の映画に登場している安室さんもとても気になる存在です。カッコよくて、ミステリアスですし。そういう部分に惹かれる人が多いのも分かります。
◆ご自身が演じられたエレニカの印象は？
エレニカは常に自信があるというか。芯が強い女性だなと思いました。そこは私から見ても憧れます。なので、ちょっと胸を張るようなイメージで演じました。今回、プロデューサーさんがまさに“芯の強さ“を私に感じて、このエレニカ役にキャスティングしてくださったとお聞きして。そう思っていただけて光栄ですし、新しい私を見つけていただいた気がしてうれしかったです。
◆初めてのアニメのアフレコはいかがでしたか？
不安もありましたが、楽しかったです。難しかったのは、やっぱり英語以外の外国語。ネイティブの先生に教えていただいて練習したのですが、発音や言い方が少しでもズレると意味までズレてしまう。特にエレニカの感情が爆発するシーンは、せりふをしっかり言いつつ感情も乗せないといけなかったので、一番苦戦しました。残念ながら他のキャストの皆さんとご一緒することはできませんでしたが、私がアフレコを行ったブースは普段の『コナン』のアフレコでも使われているとお聞きして。“皆さんと同じ場所で演じられているんだ！”と感動しました。
◆今後も声優に挑戦したいですか?
今回初めて声優をさせていただいて、難しさと同時に楽しさや達成感も感じました。声優は、声だけで見る人の心を動かすことができる。本当に素晴らしい職業だなとあらためて思っています。もし機会があれば、ぜひまた挑戦したいです。
