井ノ原快彦主演『特捜9 season5』(テレビ朝日系 毎週水曜 午後9時~9時54分)の撮影現場で、井ノ原のバースデーサプライズが行われた。
『特捜9』シリーズで2018年から刑事・浅輪直樹を演じ続けている井ノ原が5月17日に46歳の誕生日を迎え、現場ではバースデーイベントを実施。撮影中、リハーサルの合間の空き時間に次のシーンの準備をする井ノ原の元に、大きな花束を抱えた小宮山志保役の羽田美智子と、高尾由真役の深川麻衣が「おめでとうございまーす!」と笑顔で登場。スタッフから「5月17日は井ノ原さんの46歳の誕生日となります!」と声が掛かると、スタジオは拍手と歓声に包まれた。
これには、井ノ原も目を大きく見開いて「ありがとうございます!」と驚いた様子。さらに『特捜9 season5』のロゴが入った5色のミニタオルを花に見立て、歳の数である46本を束ねた花束を「すごい!かわいい!」と絶賛しながら、「みんなで使おうよ!」と周囲への気配りを見せるひと幕も。
一方、三ツ矢翔平役の向井康二からは黒いアルバムを手渡された井ノ原。このアルバムは、事前に番組公式HPで募集していたファンからのお祝いコメントがまとめられた心温まる一冊。「これからもずーっと笑顔でいてね!」「いつも元気と笑顔をありがとう!!」「目じりのしわがますます増える1年になりますように」といったファンの熱い思いが詰まったメッセージに、井ノ原は「うわぁ、うれしい…ありがとうございます!」とすっかり目じりを下げて、ほほ笑んでいた。
そしてスタッフからの「歌いますかっ!」との掛け声で、「ハッピーバースデートゥーユー」を羽田、向井、高尾、吹越満、田口浩正、中村梅雀ら共演者、大勢のスタッフが大合唱。歌唱後はこの日一番の拍手が沸き起こった。井ノ原は「46年前に生まれただけなのに…(笑)。ありがとうございます。まだまだこれから! 後半に向けて、健康で乗り切りましょう!!」と意気込みを語った。
第7話(5月18日放送)あらすじ
30年前の大ヒット映画の続編「愛の巡礼」が世界同時プレミア公開されることになり、浅輪直樹(井ノ原快彦)は見事に当選しチケットをゲットする。新聞に大きく報じられた主演女優リン・トクガワ(石田ニコル)の写真を見て、高尾由真(深川麻衣)はセレブの履くオシャレな靴に羨望のため息を漏らす。やがて、国木田班長(中村梅雀)のスマートホンに着信が。「祐子ちゃん!?」と驚く国木田を小宮山志保(羽田美智子)らはいぶかしげな目で見つめる。
国木田と小宮山が向かった先は、東京郊外の企業のセミナーハウス。彼らを出迎えたのは三条祐子(大地真央)で、「愛の巡礼」を配給する会社の社員だった。来たるプレミア公開に向けて、字幕翻訳作業を急ピッチで行っている最中だという。彼女に案内されて通された部屋で、国木田と小宮山は、ベテラン翻訳家・磯村健の変死体を発見。パソコンに『The end』と打ち込まれているが、果たして遺書なのだろうか?
祐子は、納期の迫る字幕翻訳作業を止めたくないとの理由から、穏便に自殺の処理をしてほしいと国木田に懇願。しかし彼は「僕はもうあの頃の僕じゃない」とこれを拒否。気を利かせた小宮山が二人の間に入り、作業の邪魔にならないように捜査を進めることを提案する。
その頃、矢沢英明(田口浩正)から、磯村の妻が遺体の引き取りを拒否しているとの連絡が。妻によると、磯村はギャンブルで高額の借金があったそうで、しかもパソコンの操作もままならないという。あのパソコンの遺書は、本人が打ったものではなく、自殺に見せかけるための偽装工作だったのか? その後、解剖の結果からも他殺の線が浮上。磯村と同施設内にいた祐子、アシスタントの竹内、翻訳家である紗英と黒川の4人を容疑者に、直樹、国木田らは本格的な捜査に乗り出す。
番組情報
『特捜9 season5』
テレビ朝日系
毎週水曜 午後9時~9時54分
©テレビ朝日