『M-1グランプリ』最年長優勝の錦鯉と最年少優勝の霜降り明星が初タッグを組む冠番組『霜降り&錦鯉の親孝行イズビューティフル』(テレビ朝日系 午後11時~深夜0時※一部地域を除く)が、6月25日(土)に放送される。
番組では、「親孝行は美しい」をテーマに、霜降り明星・せいやと錦鯉・長谷川雅紀が親孝行に挑戦。2人がしたい親孝行を“チャレンジ企画”として用意し、それをクリアすれば親が欲しいという豪華な商品をゲットすることができる。スタジオでは霜降り明星と錦鯉と共に、藤田ニコルと山下美月(乃木坂46)が2人の親孝行チャレンジを見守る。
錦鯉の2人は、長谷川の故郷・北海道札幌市に里帰り。M-1優勝時に既に50歳だった長谷川が、芸人として売れるまで「頼れる人が母親しかいなかった」「電話の内容は『お金貸してくれ』ばかり」と迷惑をかけ続けた母の元へ。
そんな長谷川の行う親孝行チャレンジは「母を人力車に乗せ、一回も母の足を地面につけないまま、思い出の家族風呂に向かう」というもの。恥ずかしがる母を人力車に乗せ、母校やかつて住んでいた場所など親子の思い出の場所を巡る道中には、貧しい家族を一生懸命支えた母の苦労も明らかに。
チャレンジの終盤、母親をおんぶして目的地に向かう長谷川は、売れてからもずっと抱いていたある“後悔”について語る。長谷川が涙しながら語った母への思い、そして万感の親孝行チャレンジに、スタジオの粗品も「めっちゃええやん」と思わず涙する。
仲むつまじい様子だった長谷川親子とは対照的に、せいやが「人生で2人きりで父親と話したことがない!」と明かすとおり、会話が全く続かないせいや親子には「親子でタイル貼りチャレンジ」が課される。
外装業を営み、寡黙で職人気質だった父と、幼少の頃、そんな父の仕事を「好きじゃない」「そんな夢ない人生いやや」と否定的だったという息子のせいや。父も「父親らしいことはできなかった」と後悔の思いを持っていた。
微妙な距離感のまま、早速父親にタイル貼りのイロハを学ぶも、手先が不器用なせいやの仕事ぶりは、父親の仕事ぶりには程遠く「これは無理やな」とチャレンジ成功に暗雲が立ち込める。そんな中でも一緒に作業をしていくにつれ、徐々に距離を縮めていく2人。
実はせいやから父へのサプライズも用意。仕事一筋で寡黙だった父の、今まで語れなかった息子への思い、そして初めて父の仕事ぶりを見たせいやの父への思いが語られ、スタジオが感動に包まれる。
霜降り明星・粗品 コメント
もっとバラエティ要素が強い番組と思ってましたが、思いの外いい番組でしたね。錦鯉のVTRを見てる時は感動してヤバかった。危なかった~。
霜降り明星・せいや コメント
僕のVTRの時ホンマずっと泣きそうで、グッって耐えたんですけど、僕よりも雅紀さんの方が、僕の親に対して思ってくれていた(笑)。僕も錦鯉さんのVTR見てるときやばかった。いい番組でした。
錦鯉・渡辺隆 コメント
こんなあったかい気持ちになるもんですかね。せいやのお父さんがものすごくいい言葉を言っていた。座右の銘にしたいです。
錦鯉・長谷川雅紀 コメント
もう涙腺が弱くなってきてるよね。子供のときの気持ちも分かるし、親の気持ちもなんとなく分かるようになってきて、余計に感じることがある。粗品がそわそわして動きが怪しくなってるのが見えて、見ないでおこうとしていた(笑)。見たら自分も泣いてしまうと思って。
藤田ニコル コメント
VTRを見ている2組の顔をチラチラ見ちゃったんですが、やはりみんなウルウルしていたので、いいなって思いました。次回の放送があったら私も親孝行やりたいです!テレビの力を借りたら、勇気を出せる気がするので、弟も巻き込んで親孝行したいです。
山下美月 コメント
2組ともまた違った親子像で、最終的にはちゃんと親孝行できていてすごくうれしいなって思いました。2組とも(テレビとは違って)息子の顔になっていてそれがすごい新鮮で、親の前でしか見せない顔が見ることができて、私も母と父にちゃんと感謝を伝えたいなという気持ちになりました。
番組情報
『霜降り&錦鯉の親孝行イズビューティフル』
テレビ朝日系※一部地域を除く
2022年6月25日(土)午後11時~深夜0時
©テレビ朝日