7月8日(金)に公開される間宮祥太朗主演映画「破戒」より、間宮のインタビュー映像と場面写真が解禁された。
1948年に木下恵介監督、1962年に市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた島崎藤村の不朽の名作「破戒」が60年ぶりに映画化。自らの出自に苦悩しつつも、最後にはある決断をする主人公・丑松という難役に挑戦するのは、間宮祥太朗。丑松に恋心を寄せつつも、なかなか思いを告げられない相手役・志保を演じるのは、石井杏奈。悩める丑松を支える親友・銀之助役には、矢本悠馬。さらに、眞島秀和、高橋和也、竹中直人、本田博太郎、田中要次、石橋蓮司、大東駿介、小林綾子らが出演する。
脚本は「クライマーズ・ハイ」「孤高のメス」「ふしぎな岬の物語」で数々の受賞歴を誇る加藤正人と「バトル・ロワイアルII 鎮魂歌」の木田紀生が担当。監督は「発熱天使」や「みみをすます」の前田和男が担当する。
このたび、間宮が出演の経緯や共演者について語ったインタビュー映像と、新たな場面写真を解禁された。解禁された場面写真では、ひとり出自に苦しむ姿の一方、教壇に立ち教え子たちに囲まれ教員として奉職する姿が切り取られている。さらに間宮は、本作の撮影を振り返り、以下のように語っている。
◆「破戒」への出演を決めた理由
原作が100年以上前のもので、60年振りに今、新作として公開する制作陣の方々のお話を聞いて、自分も参加したいと思ったので出演を決めました。自分が参加することで「破戒」の原作を知らない方たちが知るきっかけになればいいと、参加することへの意気込みになりました。
◆志保役の石井杏奈さんとの共演について
志保と瞳が合った時に、言葉以上に語りかけてくることが多くて。「わあ!これは!」と思ったのは、手が触れて、志保と丑松の目が合うラストシーン。この先の(辛いであろう)人生に巻き込んでしまう怖さと迷いと、それでも志保が自分に付いてきてくれる喜び。志保と手を触れて、志保の目を見た時にすごい覚悟を感じて。その覚悟に対して(自分も)覚悟を持たないといけないなと。せりふではない目線だけのやり取りでしたけど、印象に強く残りました。
◆完成した本作を観た感想
観終わった時に、純粋に「いい映画だな」と。漠然としてシンプルな感想を自分の出演作に持つことは少なくて、この作品が「いい映画だな」って素直に心から最初の感想として思えたことは自分にとって幸せなことだと思います。
インタビュー映像
作品情報
映画「破戒」
2022年7月8日(金)丸の内TOEIほか全国公開
出演:間宮祥太朗、石井杏奈、矢本悠馬、高橋和也、小林綾子、七瀬公、ウーイェイよしたか(スマイル)、大東駿介、竹中直人/本田博太郎/田中要次、石橋蓮司、眞島秀和
原作:島崎藤村『破戒』
脚本:加藤正人/木田紀生
監督:前田和男
音楽:かみむら周平
企画・製作:全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
制作:東映株式会社
制作協力・配給/宣伝:東映ビデオ株式会社
制作プロダクション:東映株式会社京都撮影所
公式サイト:http://hakai-movie.com/
公式Twitter:@hakai_movie
公式Facebook:@hakaimovie
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