26時のマスカレイド・メンバー5人が贈る今の想いとメッセージ「ニジマスのこれ愛してマス」最終回

特集・インタビュー
ニジマスのこれ愛してマス
2022年07月06日
26時のマスカレイド

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。そんな彼女たちが、10月30日(日)に東京国際フォーラム ホールAで開催するラストライブ「curtain call」での解散を発表。個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に執筆してもらってきた本連載も今回で最終回となる。最後はメンバー全員からこれまでのコラムを振り返っての想いと、ラストライブや初の武道館ライブに向けての意気込みを語ってもらった。

来栖りん

26時のマスカレイド・来栖りん

どうも! 来栖りんです。
いよいよ続いてきたこのコラムも最終回ということで、毎回何を書こうかなあと悩んでいたのがなくなると思うと少し寂しいです……。

今まで活動してきたなかで、こうして自分の言葉がそのまま文章になることって珍しくて。
私が口にした言葉をうまくまとめていただいたり、分かりやすくして掲載していただくことがほとんどなので、なんだか自分の言葉がそのまま皆さんの目に届くと思うと最初は恥ずかしかったです(笑)。

でも、自分の好きなものについて語った言葉がそのままの熱量やボリュームで伝わるってうれしくて!
自分のSNSでは長々と話すことなんて、グループのこと以外なかったので新鮮でした。

ファンの方も毎回毎回このコラムを楽しみにしてくれていて、掲載される度に私が熱く語ったものにご自身が直接触れてくれたり興味を持ってくれて、ファンとアイドル、という関係のなかでこうして好きなものを共有できたり、“あれいいよ!”って教えてもらえることもあったり、おそろいが増えたり(笑)。
このコラムを通して改めて、アイドルとファンの関係性って絶対にアイドルとファンたちにしか味わえない、独特で面白くて、とってもすてきな関係だなって思いました。

そんな私たちも10月30日をもって、解散が決定しております。
15歳から私にはニジマスじゃなかった瞬間がなくて、今これを書いている私もニジマスなのにその日を迎えたら、日付けがすぎたら、もうニジマスっていう魔法が解けちゃうんだって思うとすごくすごく、ほんとにすごく寂しいです。あんまり言ってこなかったけど、寂しいです。
でもこれは何度も話し合いを重ねて決めた、前向きな決断ってことをみんなに理解してもらいたくて、だからそれを理解してもらうためにも、ラストライブに向けて最高のステージを届けていきたいなって思ってます。

終わりを意識してみんなと接することなんてなかったから、あと何回会えるのかなってファンのみんなと話してる時にふと思ったりします。
私たちアイドルは、どうしてもファンのみんなを会場で待つことしかできないから。私たちがファンの子を探して、そこに直接会いに行くことはできないから。
あと何回会いたい! っていくら私たちが思っても、ファンのみんなに同じ気持ちになってもらえなかったらそのお願いはかなわないから、最後まで会いたいって気持ちがおそろいになるようにひたすら頑張ろう頑張るしかない! って、思います。
気持ちが伝わってたらいいな!
どうかアイドルである私たちの最後を、5人で並ぶ最後を、私が6年間守り続けてきた、積み上げてきた宝物の最後を見届けてくれたらうれしいです。

最後までよろしくね!

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