7月15日(金)から放送されるドラマ『警視庁強行犯係 樋口顕 Season2』のオンライン会見が行われ、内藤剛志、佐野岳、片山萌美、小松利昌が登壇した。
“警察小説の第一人者”である今野敏原作の本格ミステリーをドラマ化した「強行犯係 樋口顕」シリーズ。これまで全12作のスペシャルドラマと、2021年1月期には待望の連続ドラマ化をした本作が今夏、新たに連続ドラマSeason2として帰ってくる。本作の主人公は、内藤が演じる警視庁捜査一課強行犯係の警部・樋口顕。また、樋口を支えるおなじみのレギュラーキャスト陣もSeason2に集結する。
撮影現場での実施となった今回の会見。現場での過ごし方を聞かれると小松は「空き時間はずっとしゃべってます。フリートークが止まらなくて。僕に関しては内藤さんからエピソードトークを振られるので、現場に行くときも本当は台本を読みたいんですけど、ネタを考えてます(笑)」と明かす。
さらに片山も「内藤さんがいらっしゃるとフリートークが止まらないです。何をしゃべったかと聞かれると難しんですけど、小松さんがおもしろい話をしてくれています(笑)」とチームの仲のよさを語った。
また、連続ドラマとして再び放送が決定したことについては、佐野が「Season1がトータルで8時間だったんですけど、その時に内藤さんが「9時間目を作るのは自分たちです」とおっしゃっていたのがすごく印象的で。それで今回、9時間目としてSeason2が始まりうれしかった」とコメント。
内藤も「テレビの連続ドラマって毎週見るものだと思うんですけど、来週もこのメンバーを見たいって思ってもらえるチャンスをもう1回もらえたのはうれしい」と話し、「(視聴者の方に)来週も同じ時間に同じチャンネルに集まってもらうというのを目指しています」と目標を述べた。
スペシャルドラマから始まり、これまで20年近く続く本作。本シリーズの魅力について聞かれると、佐野は「このドラマってすごく普遍的なテーマを描くので、見方を変えると身近に感じるものがあると思います。だから僕らが正義をかざして悪者を成敗するというのではなく、淡々と人間に寄り添っていくことで、視聴者と一緒に正義ってなんだろうというのを模索していける作品だと思います」と回答。
内藤も「岳が言った通り、身の回りにある出来事がテーマになっているので、どなかたがご覧になっても身近に感じてもらえるというのが、長くやらせてもらえている理由だと思います」と賛同した。
また、佐野が「こんなに主演の方が率先して盛り上げてくれて、周りの方も囲んでくれる現場初めてです」と語るほど和やかだという樋口班。明日放送の第一話の見どころを聞かれた際には、「犯人は…」と話し始めた内藤を3人がそろって「あー!」と止めに入るなど終始、そのチームワークのよさがうかがえた。
会見の最後は内藤が「世界や日本でいろいろなことがあり、悲しくてちょっとしんどい時代だと思います。だから、ドラマのではどこか希望や明るさを届けなくては、この時期に撮っている意味がないと思うんです。こういう状況でも人間はこうやって生きていくんだぞ、みたいな希望を金曜の夜にお届けできたらと思います」と作品に込めたメッセージを語った。
番組情報
金曜8時のドラマ『警視庁強行犯係 樋口顕 Season2』
テレビ東京系
2022年7月15日(金)午後8時スタート
主演:内藤剛志
出演:矢田亜希子 逢沢りな 佐野岳 片山萌美 竹財輝之助(第2話から登場)小松利昌 斉藤暁 川上麻衣子 榎木孝明 佐野史郎
原作:今野敏 「警視庁強行犯係・樋口顕」シリーズ(幻冬舎)
脚本:谷口純一郎 真部千晶 坂上かつえ 佐藤友治 川﨑龍太 大石哲也
監督:児玉宜久 金佑彦 川口浩史 植田尚
音楽:福廣秀一朗
チーフプロデューサー:濱谷晃一(テレビ東京)
プロデューサー:山鹿達也(テレビ東京) 元信克則(ユニオン映画) 岡本慶章(ユニオン映画)
製作:テレビ東京/ユニオン映画
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/higuchiakira2/
公式Twitter:@higuchi_tx
公式TikTok:@higuchi_tx