山﨑賢人が10月期『アトムの童』で日曜劇場初主演 若き天才ゲーム開発者に「熱くなれるような最高の作品に」

ドラマ
2022年07月31日
10月スタート日曜劇場『アトムの童』©TBS

山﨑賢人が10月期の日曜劇場『アトムの童(こ)』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)で主演を務めることが分かった。山﨑の日曜劇場への出演は2017年の『陸王』以来で、主演は本作が初となる。

本作は、『相棒』『相棒 season18 テレビ朝日開局60周年記念 元日スペシャル』『この恋あたためますか』を手掛けた脚本家・神森万里江による完全オリジナルストーリー。ゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者が大資本の企業に立ち向かう姿と、周囲の人たちとの関わりによって成長していく姿を描く。

10月スタート日曜劇場『アトムの童』©TBS

主人公・安積那由他を演じるのは山﨑賢人。数々のドラマや映画に主演している山﨑だが、TBS連続ドラマの主演は本作が初で、日曜劇場への出演は2017年の『陸王』以来となる。

舞台は現代のゲーム業界。山﨑が演じる那由他は、大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる若き天才ゲーム開発者。「ジョン・ドゥ」という名前で活動し、誰もその素顔を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と称されていたが、ある事件をきっかけにゲーム開発から離れ、静かに暮らしていた。

10月スタート日曜劇場『アトムの童』©TBS

その一方で、老舗玩具メーカー「アトム」が彼を探していた。海外との価格競争などの影響で、廃業の危機を迎えていた「アトム」は一発逆転の経営再建のために、新業態として「ゲーム制作」に参入すべく、経営の舵を切る。資金もノウハウも持たないアトムは、わらにもすがる思いで「ゲーム業界のバンクシー」である那由他とコンタクトを取ろうと奔走するが…。

資源を持たない日本が、戦後にその存在を示すことができたのは「ものづくり」があったからであり、世界のゲーム業界でも日本の存在感は大きかった。1983年に任天堂が発売した「ファミリーコンピュータ」は、家庭用ゲーム産業の“ビッグバン”として世界で人気に。1994年にはソニー・コンピュータエンタテインメント(現 ソニー・インタラクティブエンタテインメント)がゲームの表現力を大幅に進化させた「プレイステーション」を発売し、日本はソフト・ハードともに名機・名作を生むゲーム大国となった。「ファミリーコンピュータ」発売から約40年、世界のゲーム人口は全人口の約半分の30億人になるとも言われ、今や全世代が触れたであろうカルチャーとなったと同時に「インディー」と呼ばれるゲーム開発者が世界中で同時多発し、「Minecraft」など数々の名作が生まれている。

そんなゲーム業界を舞台に「ものづくり」で世界に挑戦し、さまざまな困難に立ち向かっていく主人公・安積那由他を、山﨑がどのように演じるか期待が高まる。

山﨑は「子供から大人まで、みんなが触れてきたゲームというものを通じて、いろいろな世代の方に楽しんでいただけるストーリーになっているかと思います。毎週日曜よる9時が楽しみになるような、家族みんなで見て熱くなれるような最高の作品にしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!」と意気込んでいる。

10月スタート日曜劇場『アトムの童』©TBS
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